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2018年01月12日00:04

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ば…万能

「HAL9000」の誕生日。

HAL9000はスタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅(2001 A Space Odyssey, 1968)」に出てくるコンピュータの名前。
彼は木星を目指して飛行する宇宙船「ディスカバリー」のメインコンピュータ。
1992年1月12日に生まれ、数年掛けて教育を受けた人工知能マシンだった。

現実には、1992年4月6日にはマイクロソフト Windows 3.1がシカゴで開催されたWindows Wordで正式に発表された。
日本語版発売は当初の予定であった1992年5月から1992年秋、1993年5月となり、大幅に遅れることになった。
コンピュータは、このWindows 3.1から一般人に浸透を始めることになる。

高倉健がCMに出て話題になった富士通FMVもこの頃。

ボーナスあとに量販店店頭で「どれでもいいや、インターネット一つくれ!」とパソコンを買って行くヲッサンが出現するのは、もう少し後、Windows95辺りからになる。

なんだか“いんたーねっと”とやらで「ヤバイものが見られるらしい」という話が広まり始めた頃。

ビデオデッキ普及に裏ビデオの存在が多大な役割を果たしたのと同じように、コンピュータの世界でも、エロ・コンテンツが多くの購買層を顕在化させたのであった。

それはともかく、キューブリック本人は1999年3月7日に死去しており、生きて「2001年」を迎えることはかなわなかった。
また、作中、「スペースシャトル」の運航会社として「パンナム(パンアメリカン航空)」が登場していが、こちらも実際には1991年に破綻しており、2001年には既に存在していない。



HALという名前だが…
「IBM」の各文字を1個ずつずらして作られ(H←I、A←B、L←M)、IBMより一歩先行くコンピュータを意味している、という説が根強くあるが、監督、共同脚本のアーサー・C・クラークを始め本作の関係者は皆一様に否定しており、小説では Heuristically programmed ALgorithmic computer (発見的な(ヒューリスティクス)プログラムをされたアルゴリズム的コンピュータ)の頭文字ということになっている。

HALの誕生日は アーサー・C・クラークの原作及び脚本では1997年1月12日だった、映画の中では1992年に変更されている。
映画が製作された1968年は、現在の電卓程度の機能とパワーの超大型コンピュータが空調を効かせた巨大な電算室で稼動していた時代だった訳だが、実際問題として1992年制作で10年も経ったコンピュータを2001年に使うというのは今となってナンセンスではある。



ワタシ ハ ハル…

♪ハルヨォ〜〜トホキハルヨォ〜〜マブタ トヂレバソコニィ〜〜
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