市井の一アメリカ市民が神の啓示を得たかどうかで9.11のあと、パキスタンにビン・ラディンを探しに単身乗り込んだ「実話」の映画化
この映画の見どころはニコラス・ケイジが演じる若干クレイジーな主人公。割と彼は典型的な理想の白人男性的役割が多いのだけど今回は性格破綻者?な人物を見事に演じている。
主人公は妄想があるものの精神は異常なし。映画も彼の妄想?と現実のギャップをかいくぐりながら進んでいく。焦点はビン・ラディンやその主張するところとは関係なく、啓示をうけた主人公の破天荒な旅を描いており、政治的ニュアンスも少ないので好感が持てる。
パキスタンにおける主人公の自由な行動や現地の人との交流も描かれている。見ているとパキスタン行きたくなる。
コメディというが、現実社会をシュールに切り取った映画だと思った
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