最近、ソウルファンとしては不勉強で、「再発見」後のウィリー・ウォーカーが、とても充実した仕事をしてるのを知らなかった。
いいゴスペル系ソウル歌手だけど、白人R&Bバンドのブタンズがバックで、曲までかれらに書かせてたりするから、新録は2枚も持っときゃ十分、みたいな感じで、ちょっと甘く見ていた。
なもんで最近、下の3枚をまとめて聴いて、70を過ぎたウィリーの熱さとソウルフルさに、ちょっと驚いた。
Hoochin With Larry (2007)
Live Notodden Blues Festival (2016)
After a While with Anthony Paule Soul Orchestra (2017)
いやね、そりゃ、サザンソウルの黄金時代を念頭に置いて聴けば、伴奏にいろいろ文句はあるでしょう。 「After a While」なんて、ホーンはジャズっぽいフルバン乗りだし。
でも、新曲もていねいに書かれてて、ライヴでのスタンダード曲も、「あの時代」を甦らせるあの熱さ、あののりですよ。 昔売れてなかった分、年の割には、喉もすり減っていないしさ。
Wee Willie Walker - "Help" (The Beatles) live at Biscuits and Blues:
https://www.youtube.com/watch?v=gBgxYw7V6uY
Wee Willie Walker @ The Porretta Soul Festival:
https://www.youtube.com/watch?v=KgwrOV25mBo
Maspalomas 2017 with Wee Willie Walker:
https://www.youtube.com/watch?v=VEN6KIOr61A
いま、気になっているのが、「Hoochin With Larry」をプロデュースし、とてもストリートワイズな (つまり黒人市場向けの) 曲群を提供した Johnny (Johny) B. Willis。 何者よ?
ウィリーのバイオのサイトにも、このアルバムについての情報は、ほぼない。
ロス録音なんだけど、このキング・ソロモンと同一人物と考えていいのかしら。
AppleJam特選Blues キング・ソロモン(King Solomon a.k.a. Johnny B. Willis):
http://applejam-blues.com/cd/kingsolomon.html
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