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2017年11月14日21:25

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今日の“新聞管見”

日本国民の“右傾化”による“ネト・ウヨ”の増加は、戦争を知らない若年層では無く、団塊の世態などの中高年層がネト・ウヨの中心的存在だ ! と聞かされて、私は意外に思っていました。
何故そうなのか? 私には理由を明快に説明する事が出来ません。 

今度の選挙の自民党圧勝の結果を見て、、自・公の色々なプロパガンダによって、単純に有権者の多くが、其れを是として自民党に支持票を入れたのだろう。プロパガンダに踊らされる愚かな大衆だ ! と思って居たのです。 
例えば消費増税分を、少子化対策として保育所の増設や幼児教育に向ける、と言う阿部の公約は嘘っぱちで、其れは住民税非課税の低所得層だけを対象とする、と言う修正が、選挙に勝ってから種明かしの説明をされたり、 「北朝鮮脅威論」等は世界で安倍一人が言い募って居る事で、トランプなどはそんな事は爪の垢ほども思って居ない。只々、「北」の『核』や『ミサイル』がアメリカの領土へ飛んで来る事だけは怪しからん !! だから北を核放棄させなければ! と思って居るだけです。

其れは其れとして、今度の選挙で何故安倍自民が大勝したのか?ですが、 毎日夕刊によると、その理由は新しく選挙権を持つ事に成った18歳以上の若年層の50%近くが、自民党へ投票したと言う調査結果であったと言う事です。
その理由は此の所安倍が盛んに宣伝して居る求人倍率の好転 (と言ってもその内容は殆どが非正規雇用による底上げなのですが) などを好感して、この状態を変えたくない、と言う意識が働き、現状維持の為に自民党に票を入れて政権を継続させたと言う、若者の思惑も見えて来た。と言う事だそうです。

もっとはっきり言うと、当節の若者は昔に比べて「反権力」意識が殆どなく、寧ろ現在の権力べったりの傾向が強い、と言う事です。

私がもう一歩踏み込んで思うには、日米関係の不条理な問題など殆ど意に介して居ない。日本の自立、独立性、等如何でも良い。今この政治状況を変えてどうなるのか分からないのだから現状維持で居たい!と言う事だけで、日本と言う国家の有りようなどは関係ないのです。 と言う事で彼らは非常に「保守的」なのです。

此処で誤解の無い様に申しますが、『“保守”と“革新”』 と 『“右翼”と“左翼”』は全く別物であると言う事です。「保守と革新」は考え方の相違で、「右翼と左翼」はイデオロギィの相違なのです。
世間では往々にしてこの二つの観念が混同して語られて居る事が有りますが、我々が政治などを語る時充分注意してこの用語を用いなければ成りません。

話を戻しますが、今日の新聞にも書いて居ますが、昔の若者は「反権力」が彼らのアイデンテティでしたが、当節の若者は、「従権力」とでも言いますか、政治の在り様に流された生き方を良しとして居る様に見えます。

その故に、今の「若者は覇気が無い」とか、今の「若年男性は草食系だ」とか言われる所以だと、老骨の私は大きな悲哀を以ってこの記事を読みました。

若い方は、私の感想を如何思いますか?
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