稀勢の里初日で幕内700勝、日馬2連敗 九州場所
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大相撲十一月場所二日目、横綱白鵬は前頭筆頭玉鷲を出し投げから後に回って送り出しに退け連勝、三場所続けての休場から復帰した横綱稀勢の里は初顔合わせだった新小結阿武咲を立ち合い一発、僅か0秒7の突き落としに仕留めて初日を出した一方、横綱日馬富士は先場所不覚の貴景勝の鋭い踏み込みに何もできず押し出しに屈して二連敗のスタートとなりました。
土俵に戻ってきた稀勢の里は、昨日の初日は立ち合い三度立てずに四回目にやっと立って、力なく玉鷲に押し出されて黒星発進となりましたが、今日は初顔合わせの阿武咲に対して目を真ん丸に見開くと言う、これまで土俵で見せたことのないような表情で仕切りに臨んでいましたが、闘志を露にしたと言うより、どこか異様さを感じさせる顔つきに見えましたね。やはり昨日の今日でもあり不安もあった感じも持ちましたが、今日は阿武咲を立ち合い一発で左から突いて勝負あり。幕内通算700勝となる突き落としで初日を出しましたが、阿武咲の気負いが先行していた感じもあり、それに助けられたような恰好だった印象を持ちました。なので、白星を挙げたと言ってもこれが復調を示す相撲とも思えず不安を感じさせ、まだまだ不覚を取る一番が続くのではと思いますね。
その他。39歳の帰り入幕の前頭十三枚目安美錦は23歳の前頭十二枚目輝(23=高田川)を鮮やかに叩き込みで仕留めて連勝。新入幕の大奄美はベテランの帰り入幕妙義龍の寄り切りに屈して連敗スタート。新十両の隆の勝は帰り十両の貴源治を押し出して二連勝。また、先場所まで序ノ口、序二段、三段目をすべて全勝として初土俵から21連勝を続け、今場所一気に幕下十四枚目に昇進した炎鵬(えんほう)は、初土俵からの連勝記録(27)を持っている常幸龍に押し倒しで敗れ、初土俵からの連勝記録は21でストップ。記録ホルダーの“意地”があらわれたのでしょうか……。
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