『ジャングル大帝』はジャングルを仕切るライオン・レオの一代記である（レオの父・パンジャ、レオ、レオの息子・ルネと王座が継承されていく「ライオン三代」でもある）。レオは人間に拾われ都会で暮らす中で人間の言葉を話せるようになっていく。
似てますよねえ(￣ー￣**)。今回のリブート版『猿の惑星』３部作に。
手塚治虫がSFマガジンに連載したそう多くない作品の１つに『鳥人大系』がある（名物（問題）編集長であった福島正実が（漫画家たちと深い交流があるくせに）マンガに偏見を持ち、マンガの掲載を渋ったせいだという）。手塚治虫のことだから、小説『猿の惑星』が出版された際にいち早く入手して読んだに違いない（翻訳前にたぶん原書で読んだのではないか）。その後映画版1作目が公開されたのを観て、自分なりの「地球支配主交代劇」を改めて描いてみようと思った。手塚がデビューまもなくの頃から既に『来るべき世界』などで繰り返し描いてきたテーマだから、別に「猿」真似したわけではない。
確か手塚さん、映画『猿の惑星』（1作目）は気に入ってたはず。2作目以降はどうだったかなあ。
リブート版『猿の惑星』の3作目（おそらく完結編）は、大枠は西部劇仕立ての復讐譚、奴隷解放劇であるが、オリジナル版のみならず『十戒』『ベンハー』『地獄の黙示録』などの大作へのオマージュも感じさせる。手塚ファンとしては『バンパイヤ』『きりひと讃歌』そして�爛献礇鸞膈瓩鯀杁�させる場面が多くてニヤッとしてしまう。
アンディ・サーキスには絶対にオスカー主演男優賞をやらないとあかんよ。妻子を殺されて苦悩し復讐の鬼と化した主人公がその念から解き放たれていく様を見事に演じきった。さいご、感動にふるえちゃった。。
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