先の中国共産党大会で完全な独裁体制を築いた習近平。党の規約に「習近平思想」なるも
のが盛り込まれた。これにより毛沢東、��小平の２人と同等の地位を党内で得たことにな
る。共産党の歴史に残る３人の偉人の一人となる事に成功したわけだ
しかしその思想なるものの中身は何なのか？というと良くわからない。党規約では新時代
中国社会主義思想などと書かれているが、さっぱり中身はわからない。とにかく毛沢東と
��小平に並びたかったために無理矢理入れたという感じがプンプンする
��小平は共産党一党独裁を維持しながら、資本主義経済の仕組みを導入し目を見張るほど
の経済発展の基礎を築いたという偉業を達成したし、毛沢東に至っては言うまでも無く建
国の父である。習近平はこの２人に並ぶほどの偉業を何か達成した、というわけは全く無
い。これでは名ばかりの習近平思想で終わってしまう可能性が高い
では一体どういう偉業を達成すればよいか？経済面ではこれ以上の発展は難しい。という
より既に失速が始まっている。となると海外だ。中国周辺の領土係争に勝利し、領土を拡
大する。これこそ歴史に名を残すに値する偉業であろう
中国が領土で揉めているのはインド、ブータン、ベトナム、フィリピン、ロシア、そして
日本である。それに加えて台湾問題もある。この中で最もポイントが高いのは建国以来の
悲願である台湾の支配であることは間違いない。そのために絶対必要なのが尖閣諸島の支
配である。宿敵である日本から領土を奪うという点でもポイントは高い
南シナ海の完全支配ももちろんポイントが高いが、それには米軍の動きを封殺する必要が
あるがその近道は沖縄を支配することだ。その手始めとしても尖閣は重要である。こう考
えると習近平が尖閣奪取に向け、動きを強化してくることは間違いない
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