mixiユーザー(id:3661937)

2017年10月18日23:59

82 view

ヒコタンに捧げる作詞 105

  十一月


きっと来いと
約束したが
やはり君は
来てくれないね
レンガ造り
倉庫の裏で
タバコくわえ
たたずむ俺さ
川のその向こう
観覧車
ゆっくり動くのが見える
いつか乗ろうと
言い出したのは
君だったのに
果たせないまま
風もすっかり
冷たくなって
やけに切ない
十一月、、、、



暮れる空は
グレーの雲が
重なりあって
おもたそうだよ
知らず知らず
コートの襟を
立てて右手を
そっと撫でてる
白く巻いてる
包帯に
うっすら血の色が滲む
砕けた夢と
破れた恋に
もうフラフラの
この俺なんだ
酒でも飲んで
でも酔えなくて
やけに泣きたい
十一月、、、、



終わった恋
影を引きずる
やけに未練な
十一月、、、






0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する