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日記一覧

    曇った朝は不幸が似合う  着替えもせずにそのままで 目覚めた朝は曇ってた   二度と再び目覚めずに いれればいいがと思ったが 曇った朝は不幸が似合う  いっそふるなら雨 なみだ雨 雨 雨    それじゃあ行くよと手を挙げて 二人の恋は消

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  海を超える勇気  逢いにいくよ ボク 君の所へ  逢いにいくよ ボク 今すぐに、、、  昼過ぎのフライト 直行便さ 窓側の座席で 光る翼ながめている  海が二人の仲を  隔てたけれど  海を超える勇気  それが愛さ 今になって そんな事 わか

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 タクシー     あの人が下りたあとの  うす暗い車の中  少しだけ今も残っている   髪の匂いが切ないのさ ああ、夜空を横切るような  タクシーは  どこか流星に似ている  ああ、そんなに飛ばさなくていいよ たちどころに  距離がひらくから 、、

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シノハラ先生はマナブのそんな動作にたじろいだような顔になり『なんですりゃあ』と言った。マナブは『ボクは、、』と裏返ったような声を出した。父はマナブを制し『ええけん』と言うと小腰を屈め、『シノハラさんよ。これはあくまでワシの憶測じゃ。そう思う

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    音楽     大人の声になる前の   少年達の歌声が  流れる午後の放課後に    君と二人で こっそり来たよ こっそり来たよ、、  白い上着を脱ぎ捨てて  濡れた額を 静かに拭けば ヒトミをそらし君は 頬を染めたね、、、  人差し指を唇

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       檸檬   声をかけようと   したけれど   できなくて   また今日も   ボクは一人   遠くで見つめてるだけ、、   長い髪の毛を   少しだけ   切ったんだね   眩しくて   目をそらせば   冬色の木漏れ日がきら

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ナツコは身を乗り出すと父に向かって『先生!』と言い『シノハラ先生はお正月に、八木のおじさんのところになんぞ行ってはおられません!それともなんか、行ったとでもいう証拠があるんですか!』と言った。マナブが『カサハラさん!』と、黙っているよう、身

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       霧雨峠   霧雨峠を   左に見れば   それがおいらの故郷さ   山は青くて   小川は澄んで   父と母とが笑ってる   今じゃ戻れぬ   故郷さ、、、   霧雨峠を   逃げ出すように   捨てた十九のあの夜さ   ほれ

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      今日から女房と呼ばせてくれよ  私の生命をやると言う  あなたの夢がかなうのならば、、  真冬の朝に  お百度ふんで  そんな事を  願うヤツ  バカだな からだ  壊すじゃないか  今日から女房と呼ばせてくれよ  私の願いはた

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      死ぬまで女房でいてくれないか  お前に会えてよかったと  嘘ではないんだ  そう言える、、  目には見えない  さだめの糸が  俺とお前を引き寄せた  やさしい事は言えないが  死ぬまで女房でいてくれないか、、、  奇麗な花もみ

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     女房と呼びたい女だぜ     私みたいな  女がいたら  あなたの明日が無くなると言う、、  貧しい明け暮れ  支えてくれた  お前の他には  いないじゃないか  昔のお前がどうだろと  女房と呼びたい女だぜ、、、  だから忘れて

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         つぼみ  何て書いたのと  尋ねるボクに  それは秘密と  あなたは微笑む  願いを書いた  小さなおみくじ  結ぶ木の先が  つぼみにほころぶ、、  風はまだまだ  冷たいけれど  冷たいからこそ  よけい愛しい  ボク

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進退極まった俺は棒立ちになってしまった。しばらくすると台所らしきところから奥さんが出て来た。奥さんの顔色は俺よりも悪かった。それは、内心の動揺を、明らかに表に出している顔色だった。『坊ちゃん何しとんですか。そがんとこで、、、』と奥さんは言っ

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シノハラ先生は俺達に奥へあがるよう勧めてきたが『窯の番があるじゃろから、、』と言って父は奥へはあがろうとはせず『ここでええ』と言い窯の前の土間に置かれている小さい椅子に座った。炎の気配が気になる俺は奥へ上がって行きたかったのだが父がそういう

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『こんばんわ』と声をかけても応答はなかった。玄関のガラス越しに中をうかがってみると、灯りさえ灯っておらず中は真っ暗だった。『留守じゃろか』と首をかしげる父にナツコが『先生、あらかじめ来る言うとったんですか』と聞くと、父は『いいや』と首をふり

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紅白雑感
2017年01月01日01:12

紅白が終わった。わけのわからん紅白だった。てっきり白の勝ちと思っていたら最後の最後で紅が勝ったり。有名な俳優をふるに使ってのドラマ仕立てで出てた「ゴジラ」はあっけなく尻切れトンボで消えて行ったり。せっかくタモリマツコほどのキャラを器用したに

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