10月10日
東京オリンピックの開会日が、実は夏季オリンピック開催日としては異例に遅いこの日になったのは、秋雨前線が去った後の東京地方の「晴れの特異日」だった事による。
と言われており、私もそう信じていたが…
本当のところ、10月10日は統計的に晴れが多い日とは言えないらしい。むしろ東京オリンピックの開会式に選ばれたため1964年以降この日が東京の晴れの特異日であると間違われるようになったのかもしれない。
昭和34年発行「気象学ハンドブック」によれば、10月の特異日は14日とされており、事実、1971年から2000年までの30年間のデータをみても、特異性は認められない。
同ハンドブックでは、秋の日照時間の長い特異日としては、10月14日と11月3日しか上げられていない。
ハッピーマンデーとやらでその座を奪われ、10月10日が1964年の東京五輪の開会式を記念した日として「体育の日」に定められた…言うことすら、もう忘れられつつあるかも知れない。
1980年のことだった。
この年所帯を持った。
10月10日だった。
なんと、今日は37年目ではないか…
その年、連休だったんだ…
皆さんに出来るだけご迷惑おかけしないように…って。
したらね、特別有給休暇、前後に跨れないとか言うことで、結局前半しか貰えなかった。
雇用先なんか本気で信じちゃいけないんだよ。
いざと言う時、な〜んもしてくれん!
要らなくなったら、放り出す。
定年過ぎたら縁、ないし。
やっぱりね、家族とか友達・仲間の方が絶対に大切なんだわ。
5歳の頃のこと、15歳の頃のこと、25歳の頃のこと…
全て昨日のことのように思える…
が、35歳からこっちのことがあやふやなのだ。
あっという間にここまで来てしまった。
この人生に感謝している。
愚か者の人生は女房の忍耐あってこそなのである。
35年目 珊瑚婚式を通過すると次は40年目 ルビー婚式まで5年。あと3年か。
その後、45年目 サファイア婚式、50年目 金婚式と5年ごと。
公言している「オヤジと同じだけは生きる」だとこのあと4年は取り敢えずなので…
55年目 エメラルド婚式までは行かないといけないか?
その後60年目 ダイヤモンド婚式はもしかしたら迎えられるかも知れないが…
65年目 ブルースターサファイア婚式は一寸難しい。
70年目 プラチナ婚式は多分無理だな。
そして、
私らが所帯を持った年から30年程経った同じ元体育の日、2009年5月に入籍を済ませ独立した長男が、この年の10月10日に挙式とお披露目を行った。
その彼らも今年7年目の銅婚式。
奴らが金婚式を迎える頃、この世界はどんな感じになっているのだろう。
まぁ、私ら夫婦は間違いなく土の中だろうけど。
ログインしてコメントを確認・投稿する