本日は、久しぶりに劇場に映画を観に行ってきました。
忙しくなる前に、何でもいいから映画を観ようと、とりあえず映画館に入りました。
「エイリアン」という名作SF映画の前日章みたいな映画です。
同じテイストの演出なんですが、映画としてはまあまあかな。
SFサスペンス映画としては、十分な予算の中で、楽しませるのですが。
このシリーズは根本的な、科学的な所で不自然さを感じざるを得ません。
未知の惑星に探索に向かうのに、捜索隊はマスクすらしないのです。
毒ガスもあるかもしれないし、道のウィルスも存在する危険性があるのに、何で、そのままの姿なの。
それは、映画だからです。
マスクをしたり、宇宙服を着たりすると、キャラクターが誰が誰だかわからなくなるから、顔を出しているのです。
映像としての文法が、リアリティーを上回ってますが、説得力に欠けるのです。
それよりも話が決着が付いてないのが。
胞子みたいなのから、動物に取り付いたら、凶悪な生物が個体からはみ出すのです。
この惑星には食物連鎖は存在しないみたいです。
監督は、多分、理科が弱かったと思いますが。
全ての動物を絶滅させてしまう個体は、生物として失格だと思います。
お金が掛かっているハリウッド映画ですが、科学的な生物学的なバックグラウンドは説得力に欠けると思いました。
映画としては、普通かな。
宇宙SF映画のマニアとかにはお勧めだと思います。
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