冬の旅
ちっぽけな
噂さえ
ひたすらにただ信じ
夜汽車を乗り継ぎ
この町きた私
だけど噂の糸車
切れてしまった港町
あの人の名を呼べば
涙さえ凍る
まして厳しい
冬の旅ゆえ、、、
今はもう
愛よりは
意地ばかり女なら
それだけ支えに
切ない繰り返し
あんな優しい
人なのに
男心の裏表
恨み言
あげつらう
つもりはないけれど
一目会いたい
冬の旅して、、、
朝焼に
染まるころ
最終の駅となり
鞄を持つ手も
つかれたその時に
南の国の
はるばると
きらめく海が目に入り
この町で
もういちど
出直せそうになり
これが最後の
冬の旅です、、
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