最終日、２７日（日）の朝。
６時頃に起床。
外は霧に覆われており、ちょっと幻想的な景色が広がっています。
７時を過ぎると薄れてきて、代わりに陽の光りが射し込んでくるように。
今日も、夏らしい天気になってくれそうです。
いつもなら午前１０時からその日の１本目の上映が始まるのですが、今日は９時からのため、宿の出発も１時間早めて８時２０分。
友人と２人、昨夜たくさんお話し出来た縄田かのんさん・中神円さんとの夢のようなひと時について反芻するように喋りながら（笑）、会場へと向かいます。
既にこの時間からかなりの暑さ。
もし例年通りの上映開始であったなら、１時間遅く宿を出ることになるので、もっと気温が上昇し、むっとするほどになったことでしょう。
まあ、暑くても晴れてくれるのが一番。
夜まで続きますように。
■２７日(日)■ ≪特別上映≫ 「ｎｄｊｃ：若手映画作家育成プロジェクト作品」 9：00〜10：30
� 屮献腑法爾竜抛�」 監督・脚本／新谷寛行 出演／金井勇太，大塚千弘 他
【 2016年。 タケルは、彼女の実家に挨拶しに来た。 ところが彼女の姉は、元カノだった････。（リーフレットより） ３０分 】
�◆�SENIOR MAN」 監督・脚本／吉野主 出演／峰蘭太郎，田中要次 他
【 2016年。年金と少ない預金で生活する平沢常吉。ある日、常吉はひったくりの現場に遭遇し、傘で泥棒を撃退し、悪を倒そうと立ち上がる。（リーフレットより） 30分】
��「バンクしそうだ」 監督・脚本／目黒啓太 出演／亀田侑樹，松山愛里 他
【 2016年。バンドのギターボーカルだった隆平は、恋人の妊娠を機にバンドを諦めるが、昔のメンバーがメンバーを募集していることを知る。（リーフレットより） 30分】
ここ数年、木曜日に湯平温泉の会場で上映されていたｎｄｊｃ（若手映画作家育成プロジェクト）の短編３本が、今年は最終日の最初のプログラムとして通常の会場で上映されます。
どういう理由によるものなのか、どのタイミングかで説明があるかと見込んでいたのですが、なされませんでしたし、実行委員のどなたかに確認しようと思いながら、忘れてしまいました。
湯平まで移動しなければならないとなると、なかなか観客が集まらないため、今年から会場を変えるのでしょうか。
それとも、豪雨被害の影響で今年のみ止む無くこうするのか。
どういう事情かは知りませんが、ずっとキャッチ出来ていなかった湯平会場での短編３本が観られるのは個人的には嬉しいことです。
このndjcの過去の作品には、2013年に 「チチを撮りに」 と同時上映された 「琥珀色のキラキラ」（「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督作品）のような秀作もありますから。
ただ、少々きついのは、上述したように上映開始が午前９時からということ！
１０時より早い上映は、私が知っている限りでは初めてになります。
この最終日は、とにかくスケジュールがぎっしり。
短編３本の上映とシンポに続いて、「逆光の頃」 「空の瞳とカタツムリ」 「幼な子われらに生まれ」 の上映とそれぞれ上映後のシンポが行われるのですから。
夕方に１時間ほど休憩時間が設けられていますが、日中は全部のプログラムに出ようとすると食事はロビーのソファか行列に並びながら立ったまま、おにぎりかサンドイッチ等の軽食で済まさざるを得ないでしょう。
なのでバッグには、昨夜パーティー帰りのローソンで買ったおにぎり２つとベットボトルのお茶を入れてきています。
さて、上映前の舞台挨拶。
客が少なめなのは、致し方ありません。
ゲストで来てくれた、２人の監督と、「SENIOR MAN」 に主演の峰蘭太郎さん（69歳）が、ステージへ。
新谷監督 「本日は上映していただき、ありがとうございます。 また、朝早くからおいでいただき、ありがとうございます。 楽しんでご覧いただけたら、と思います」
目黒監督 「早くから、ありがとうございます。 ３０分掛ける３本ですが、それぞれ違うタイプの作品なので、楽しんで観てもらえると嬉しいです」
峰 「お早うございます！ 正に朝からの上映に来ていただき、ありがとうございます。 監督が来れなくなったため、私にお鉢が回ってきた次第です。 ありがとうございます。 『SENIOR MAN』 は、老人問題を描いていますが、エンターテインメントにもなっていますので、楽しんで観ていただけると思います。 どうぞよろしくお願いします」
（ 続 く ）
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