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2017年09月21日17:51

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第42回湯布院映画祭レポート(23) 「ポンチョに夜明けの風はらませて」舞台挨拶と上映

 
シンポが終わると、夜の試写作品の上映(18時10分頃入場開始/18時30分より上映)まで1時間ほど空くので、22時からのパーティーまでお腹がもつように軽く食べに行きます。
友人は食にあまりこだわりがなく、私は昨年・今年とそこで十分満足しているので、2人揃って、またまたお向かいのセブンイレブンへ(笑)。

昨夏に続き、お店での食事はとらずじまいになりそうです。
この後は、友人と駅前の土産物店へ行ったのだったかな。 今日は土曜日なので、まだやっているかと思ったのですが、ソフトクリーム等の販売コーナーは昨日同様、もう閉められていました。
明日の最終日は映画やシンポが目いっぱい詰め込まれており、全部に出ようとすると昼間は外出する余裕がないため、ソフトクリームは昨日食べた1つだけになってしまいそうです。 大きな誤算(笑)。
10年ぶりに参加した友人が何かお土産を買って帰るのでは、とここへ誘ったのですが、既に空き時間に見に来ており、月曜日にすぐ隣りのバスセンターから福岡空港行きのバスに乗る前に買い求めることにしているのだとか。
私は初参加の年に購入したものの、後は土産物の類いは買ったことなし。 そうでなくてもバッグがパンパンなのに、これ以上荷物を増やすことは出来ませんから。
でも、土産物を見るのは好きなので、店内をゆっくりと回ってから、会場へ戻ります。

18時ぐらいから並ぶ人が出てきたので、全日券の列につきます。
10分ぐらいに入場が開始され、いつもの席へ。


■26日(土)■ ≪特別試写 「ポンチョに夜明けの風はらませて」 18:30〜20:05 頃 ≫
監督/廣原暁 脚本/大浦光太・廣原暁 出演/太賀,佐津川愛美 他

【 2017年作品。 早見和真の同名青春小説を、「紙風船」で第36回湯布院映画祭に参加した気鋭の若手・廣原暁が監督。 男子高校生の又八、仁、ジャンボの3人組は、仲間の中田と企てた卒業式乗っ取りライブを目前にしたある日、車に乗って高校最後の旅に出る。 誰にでもバカをしたあの頃が鮮やかに蘇る、今秋公開の話題の青春覚醒ロードムービー。(リーフレットより) 90分 】

本作のメガホンをとった廣原監督は、2011年に東京芸術大学の学生が監督した4話からなるオムニバス作品 「紙風船」 が最終日の1本目として上映された際、2人呼ばれたゲストの1人として来祭してくれました。
失礼ながら学生の撮った作品なので、” 上映後のシンポに出たいとは思わない筈。 その時間に外出して昼食をとろう ” と考えていたら、オムニバス1本目の廣原監督の 「あの星はいつ現はれるか」(大後寿々花主演)がびっくりするぐらい素晴らしく、また他の3本も悪くなかったため、昼食よりもシンポを選んでしまったのです。(2本目も空腹をこらえてシンポまで出たので、何か食べられたのは17時を過ぎてからでした)

シンポでは、「特に良かったのが、廣原監督の1本目。 あれが最初だったので一気に惹き込まれ、最後までスクリーンから目が離せませんでした。 大後寿々花ちゃんがびっくりするぐらい瑞々しく撮られており、嬉しくてたまらなくなりましたし、感心しました」 と発言したし、夜のパーティーでは監督と 「今度は長編映画の監督として、またここでお会いしましょう」 と約束したのでした。
監督もステージからの挨拶で、「観客の皆さんとこんなにたくさん話せる映画祭は、他にありません。 こんなに真剣に映画を観てくれている人がいる事に感激しています。 これからは、苦しい時はこの映画祭のことを思い出しながら、映画を撮っていきます」 と言ってくれたものです。

友人も映画館で 「紙風船」 を観ており、私と同様の評価。
なので、2人ともかなり期待しているのが、この 「ポンチョ〜」 なのです。

舞台挨拶には、廣原監督がお一人でご登壇。
誰か俳優ゲストも来てくれれば良かったのですが。
誰かというか、女優の佐津川愛美ちゃんあたりが(笑)。

監督 「土曜日の夜に来ていただき、ありがとうございます。 前回は、2011年に 『紙風船』 で招待してもらいました。 旅行気分で来たら、シンポできつい意見とかもらって。 パーティーでも色んなこと言われましたし、” 何て恐ろしい映画祭なんだろう ” と思いました(笑)。
 6年ぶりに来られて、嬉しいです。 選んでもらい、ありがとうございます。 最後まで楽しんでください。 シンポにも参加してください」

上映開始 ――。

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もう、面白くなるか・・・。
もう、面白くなるか・・・。
じっと待ったものの、「あの星はいつ現はれるか」(「紙風船」の中の一篇)の時のようなわくわくする瞬間が訪れることはありませんでした。
佐津川愛美ちゃんが今まで観たことがないような役で弾けていたのは見どころでしたが。

―― 上映終了。

残念な鑑賞に終わったものの、とにかく公開前の新作を出品してくれ、監督もやって来てくれたのです。 感謝の拍手を送り、シンポ会場へ向かいます。
映画がいまいちでも、シンポはすごく面白い時がありますし、パスしても他に行くところがありませんから。
それに、なるべくなら本レポへの掲載を漏らしたくありませんし。

 
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