八つ棟造りと呼ばれる城のような店は、
元々は漢方薬店で名古屋とは別の「ういろう」屋さん。
店の奥にある蔵は小さな博物館で、
店頭で展示品を見せて下さいと頼まなければ、
一般に観ることが出来ません。
博物館があることも店内には表示がありません。
「見せて下さい。」とお願いし、
秘密のような扉を進み蔵の一階と二階へ。
展示品は撮影禁止で漢方薬製造用具や、
開店当時や関東大震災の被害などの、
古い写真が飾られていました。
京都発祥の「ういろう」は、
苦い漢方を飲む甘い口直しに出され、
やがて献上品になる有名菓子に。
貴重な展示を見せて頂きました。
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