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2017年09月10日23:11

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パパはニュースキャスター

スペシャル3話を含めた全話見終わった。
「古畑任三郎」を見終わり、過保護のカホコのせっちゃん役が「パパはニュースキャスター」の西尾愛(めぐみ)役(あとは大塚愛、鈴木愛の3人)を覚えていて懐かしかったので。

ああ、主人公が田村正和なんだよ、どっちも。

昭和49年生まれの人は、当たり前だけれど、この番組当時みんな12歳で小学6年生。
この女の子たちも12歳で小学6年生。
ひとり大塚愛だけは実際には14歳で2歳上と言う事だそうだ。
ちっともそんな風に見えなかったけれど、そうだったんだな。

当時もこのドラマは見てた。
とても楽しく、切なく、複雑に。
なんと言うかうちの家庭はこの手の話に共感出来る境遇だったので。
ちなみにこの放送時間には当時うちの母親は居酒屋でアルバイトをしていたので家に居る事はまずない、ほぼ祖父母に育てられていたので。
大体12時過ぎまで働いていたんじゃないだろうか。
昼は工場の事務プラス現場作業、夜は居酒屋でアルバイト。
ぼくら兄弟を育てるためもあるが、自分で作った借金の返済がかなりあったので、傍見には同情の余地があるだろうが、ぼくらにとってはいい迷惑だった。
普通に借金の取り立てとかあったしな。

だもので、この三人の愛(めぐみ)にはなんと言うかテレビの向こう側の人と言う感じではなく、もしかしたら同じ気持ちを共有出来る異性かもしれない、と言う気持ちと恋心とで、やはり複雑な心境で見ていた覚えがあるし、今見てもそうだ、今風に言えばキュンキュンしてしまう。
わかりあえずとも、確かに過ごして行けるし育っても行けるが、当時はわかりあえる人と一緒に居た時間と言うものが全くあり得なかった、必死で探したし、憧れたな。
まあ、結局そんな気持ちをわかりあえる人と言うのは、その時に居たとしても、自分が受け入れなかっただろうからな。
わかりあえる人を探していると決して見つからない。
受け止めあえる人に気がつく事だ。

このドラマは今見ても感情移入しやすく、すべて見終えたあとやけに寂しい。
基本コメディなんだけれどね。

今見ると、ドラマの最終回のラストはもっと良く出来ただろうな。

先日、田村正和のインタビューを見た。
大分歳を取っていた。
円月殺法の眠狂四郎を演じるそうだ。

「パパはニュースキャスタースペシャル帰って来た鏡竜太郎」の最後に3人の愛が言っていた「おじいちゃんはニュースキャスター」を今から10年前に見たかったな。
鈴木愛の娘が12歳になった時に、今度は孫がわんさか尋ねて来るシーンを。
その時は鏡竜太郎60歳か。
愛たちは32歳。
これも面白かっただろうなあ。

ちなみに、マドンナ? 役がむちゃくちゃ派手で豪華なドラマでもあり、みんな楽しそうに演じていた。
マドンナではないけれど、美空ひばりが特別出演していたのには驚いた。
ドリフ並に凄い事だ。
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