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2017年09月10日17:53

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第42回湯布院映画祭レポート(12) 「ガチ★星」 舞台挨拶と上映

 
今映画祭で最初の特別試写作品です。

■25日(金)■ ≪特別試写 「ガチ★星」 18:30 〜20:15 頃 ≫
監督/江口カン 脚本/金沢知樹 出演/安部賢一,博多華丸,モロ師岡 他

【 2016年作品。 テレビ西日本で放映された全4回のドラマを、劇場公開用として再編集。 プロ野球チームを解雇された濱島は、何の当てもないまま競輪学校に入学する。 自堕落な性格は一向に直らず、歳の離れた若者に置いていかれる。 追いつめられた中年のおっさんの踏ん張りとダメさがひりひりと伝わってくる地方発の映画誕生を祝いたい。(リーフレットより) 100分 】

まずは舞台挨拶。
ゲストのお三方が登壇されます。
江口カン監督、プロデューサーの森川さんに、主演の安部賢一さん。

江口監督 「今日は来ていただき、ありがとうございます。 ここは、手作りでアットホームな雰囲気の映画祭なので、びっくりしています。 この作品は元々ドラマとしてテレビで放映されたもので、映画になって嬉しいです。 ちょっと笑える映画なので、声を出して笑って下さい」

森川P 「こんなに多くの方が来てくださり、ありがとうございます。 プロデューサーなのに人前で挨拶するのが苦手で(笑)。 去年、手作りのような感じで完成させた作品です。 周りの人たちの協力で、こうして上映されることになり感無量です」

安部 「大分市出身です。 今日は、お忙しい中、ありがとうございます。 19年前、放送局のアルバイトとしてこの映画祭へ取材に来ました。 今日は、こうしてステージに立っているのが不思議です。 どうぞ、よろしくお願いします」

司会(実行委員)が、客席の2列目ぐらいに花束を抱えて座っている3人の女性客を目にとめ、ステージ上に呼びます。
ゲスト3人へ花束が贈呈され、客席から大きな拍手。
安部 「すいません、親族です(笑)」

ゲストの皆さんが袖に下がられ、横の通路を回って、ホール後ろのドアから場内へ入り、客席の後ろ3列ぐらいに設けられているゲスト席に座られるぐらいの間をとってから、上映が始まります。

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冒頭からぐいぐい惹き込まれます。
居眠り病の発症する気配が全くないぐらい。

体の中を電流が走り抜ける瞬間が何度もありました。
ドラマを映画版にしたというのが、ちょっと信じられないぐらい。
素晴らしいドラマはもちろん幾つもありますが、” とてもドラマのレベルではない!” と思えてならなかったのです。

失礼ながら全く期待していなかったのに、嬉しすぎる誤算。
時として、地元にいるだけでは決して出合えないこういう映画を発見できる驚きと喜びがあるからこそ、毎年の湯布院通いがやめられないのです。

まだか・・・、まだか・・・ とじりじりしていたクライマックスが始まります・・・・!

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上映終了。
エンドクレジットが流れ終わり、スクリーンや関係者に強く早い拍手を送ってから席を立ち、シンポ会場へ向かいます。 はるばる来た甲斐があった映画に出合え、喜びに全身を包まれながら。
そして、発言したい内容を頭の中でまとめながら――。

 
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