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2017年09月07日19:27

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北朝鮮に関する分析は間違いではないが、結論が間違っている

北朝鮮が制裁なり交渉なりで「核を放棄」する事はありえないという分析は正しい。

そもそも北朝鮮の目的は「金王朝の存続」であって、それは北朝鮮国家の存亡と必ずしもイコールではない。
つまり北朝鮮全土が核で焼かれる事よりも、自らが権力を追われて殺されることを恐れる、そういう行動原理。

故に決して交渉では解決しない。というのは、建前上日米は北朝鮮が核保有を続けるという結果を絶対に認めないし、北朝鮮も又「プーチン氏の分析通り」核放棄を絶対に認めないから。

そもそも交渉をするという事は、ある程度互いの主張を飲む事を意味する。
どちらかの主張を一方的に押し付けるのを交渉とは呼ばない。
どちらかの主張を押し通す結果に落ち着くのは、制裁なり武力なりで一方が完全に屈服した場合のみだ。

故に、「核を放棄する」という意思表示をする為の交渉窓口は残す意味があるけれど、後は「制裁でじっくりと絞め殺す」か「武力で一気に叩きのめす」か。
・・・それとも全面的に北朝鮮の主張を受け入れるかの何れかしか選択肢は残っていないのではなかろうか?


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北朝鮮にとって核計画中止は「墓場への招待状」=プーチン大統領
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4755018

[ウラジオストク(ロシア) 7日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は7日、米トランプ政権は北朝鮮との関係の緊迫化を緩和したいとの姿勢を示した、と述べた。プーチン大統領は、北朝鮮を取り巻く軍事的興奮の加速は逆効果だと主張。北朝鮮は核やミサイル計画を安全保障の唯一の手段とみなしており、中止することはないだろうとの見解を示した。

プーチン大統領はウラジオストクでの経済フォーラムで「北朝鮮を怖がらせることは不可能だ」と指摘。北朝鮮は武器凍結の見返りとして制裁の終了をほのめかされているが、同国の立場から見れば、安全保障リスクの方が制裁終了によるメリットより重大だとした。

さらに大統領は「北朝鮮には、われわれは経済制裁は課さない、だから暮らし向きは良くなり、おいしい料理が食卓に並び、もっと良い服を着ることができるようになると話している。ただ北朝鮮は、次の段階(である、核計画の中止)は墓場への招待状と考えており、これに決して同意しないだろう」と述べた。

大統領は、北朝鮮問題は外交手段によって解決できるとの見解も示した。
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