考察「訪問者」

休日に家に居ると、玄関のチャイムを鳴らされることがある。

来宅の約束が無ければ、出ないことにしている。

大概は新聞の勧誘や宗教関係などであり、我輩には用が無いからである。

それにも拘わらず、何度もチャイムを鳴らす者、ドアをノックする者などもおり、非常に鬱陶しい。

ドアの外で名乗るなり、用件を云うなりすれば良いのだが、招かれざる者は云わないのだ。

何度来られてもドアを開けない我輩であった。