歴史は勝者によって書かれるとよく言われる。
広島と長崎に原爆が落とされたのは真珠湾攻撃を
日本がしたからだ。市民を巻き込んだ東京大空襲や
他の都市への空爆も戦争犯罪ではないと言うのだ。
刷り込まれた脳からは日本が悪い・日本をやっつけろ
のアドレナリンが放出。聴く耳を持たない。
しかし、勝者によって書かれる「歴史」。
つい最近、バビロニアの三角法はピタゴラスの定理より
千年も前に使われていたのを知った。解説者は、ピタゴラスの
定理は別の名前で呼ばれる日が来るかもしれない、と言っていた。
恐らく来ないだろう。バビロニアは60進法、古代ギリシアも現在も
10進法。以前、円周率を3として教えるというのをやっていた。
あれは60進法や12進法の数だろう。
他にも元祖の存在が翳んで、後から登場してきた後裔がに栄光が
冠せられた例がある。
シュリーマンのトロイ遺跡発掘。
ドイツ人シュリーマンは米国で財を成し、豊富な資金源に物を
言わせて発掘に成功した。しかし、実際はというと、シュリーマンは
お金こそ持ち合わせてはいたものの考古学の知識はなかった。
発掘しながら身につけていった。そのため、掘り出した黄金のアガメムノン
のマスクは実態はトロイより1000年も前の物だった。
ずぶの素人、まったく何も知らないシュリーマンが宝を発掘できたのは、
英国人考古学者フランク・カルバートFrabkj Calvertの教授があったからだ。
フランク・カルバートはコツコツと地層を傷めずに発掘していた。
発掘品をシュリーマンに見せた。シュリーマンは感嘆の声を上げ、
場所をフランク・カルバートに示唆してもらった。
フランクは真面目にコツコツと発掘する人。素人が金に有無を言わせず
掘りまくるなどと想像だにしなかった。
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