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2017年08月23日00:02

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し…史学科

Q
史学科って何やってるの?

A
自分の好きな歴史のお勉強

全体的に華やかさはないが
大学生特有のウェーイな人は少ない。
男も女も真面目な人が多いので
環境はかなり良い。

地味な人が多い
「史学科=オタクっぽい」という
イメージは間違いじゃない。

まれに「なんでこの人が史学科に?」
と思うような美男美女がいる。

https://matome.naver.jp/odai/2142283832848962101

あぁ、言えてるな…
まぁ、実際「一体何勉強してるのかよく分からない」というイメージだが、文系の学科は少なからずいずれもそんなモンである。
図書館に住み着く本の虫…みたいなイメージもあるが、フィールドワークの野生人もいる。

私がファンである、上橋菜穂子も実は史学科の人。

上橋 菜穂子
1962年東京都生まれ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究。1989年に『精霊の木』で作家デビュー。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞をダブル受賞した『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)、『獣の奏者』、『獣の奏者 外伝 刹那』ほか著書、受賞多数。2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。2014に「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上橋/菜穂子
1962年東京都生まれ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民アボリジニを研究。野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ダブル受賞の『精霊の守り人』を始めとする「守り人」シリーズ、ほか著書、受賞多数。2009年、英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。2014年「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞。

TVのインタビューなどを見る限り、もうこの人、ヲタクを絵に描いたような、容貌も喋り方もそんな人である。

こんな本を見つけて読んでみた。

フォト

物語ること、生きること(講談社文庫)上橋菜穂子(著),瀧晴巳(著)
文庫: 224ページ
出版社: 講談社 (2016/3/15)
言語: 日本語
ISBN-10: 4062933381
ISBN-13: 978-4062933384
発売日: 2016/3/15

内容紹介
『獣の奏者』、「守り人」シリーズ、『鹿の王』。作家・上橋菜穂子が生みだす唯一無二の物語世界の源泉は、その人生にあった。祖母の語るお話と、イギリス文学が大好きだった少女時代。研究者を志しながらも、常に小説が心にあった。「夢見る夢子さん」は、いかにして作家となったのか。愛読書リスト入り。

内容(「BOOK」データベースより)
人はなぜ物語を必要とするのか。自分はなぜ物語をつむがないといられないのか。どうしたら自分だけが書くことができる物語にたどりつけるのか。『獣の奏者』『精霊の守り人』を生み出した国際アンデルセン賞作家が、本の虫だった少女時代や文化人類学の研究過程など自らの人生を通じて語る、「物語」とは。

少女時代、嫌物心ついた頃から変な子だったようである。予想に違わず。
研究対象を追ってフィールドを駆け回っていたイメージがあったが、幼い頃は夢見る自閉症に近い感じなのである。

確かにあの緻密な物語世界は、そんな一寸変わった人格から生成されるのかも知れない。
本書はインタビューのまとめであるが、一問一答構成ではなく、ご本人の語りをまとめた形式なので、読み物としても面白い。

ブックリストが載っているが、「あぁ、そうだろうな」というラインナップである。
もう間違いなく、このブックリストが彼女の世界を構成する原典なのだろう。

変人ではあるが、優しさと奥ゆかしさが垣間見えるインタビューではある。
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