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2017年08月14日08:43

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ボランティアの思い出

 西成区にある、区が運営している「子どもの居場所事業」の一つ、閉校した小学校・幼稚園のグラウンドを利用した西成ジャガピーパークがボランティアを募集していたので、メールで連絡を取って訪れてみるが、ボランティア募集と言っても、具体的にどのような活動をすれば良いのか、などの説明も何も無く、少しの時間、ぼんやりと過ごすだけになってしまう。
 子どもの数も少ないので、集めて手品を披露するほどでもなく、どうも手持無沙汰でいると、もう帰ってくれ、と言われてしまう。
 案の定というか、その日、すぐにメールでボランティアは断られてしまった。
 どうやら、胡散臭い大人としか見られなかったらしい。
 
 思い返せば、すぐ近くには、かつて西成児童館があったが、ここも含めて大阪市内の児童館は現在は廃止されている。
 児童館の職員は、館長も含めてとても良い人で、初めから暖かく受け入れてくれ、子どもたちともすぐに仲良くなり、何人かの子どもはすっかり私になつき、いつも私が訪れると、大喜びで寄ってきてくれ、一時期、土日は殆ど一日児童館で過ごし、子どもと遊んだりして楽しい時間が過ごせたものだ。

 手品を見せてあげたり、料理教室を手伝ったり、私の企画で、友人のペルー人ミュージシャンを招いて交流会を催したりしたのも、今では懐かしい思い出の一つとなっている。

 かつて仲の良かった子どもたちも、もう大人になっていることだろう。

 以前のボランティア仲間も、今はどうしていることやら。
 元館長の出水氏とも、しばらく会っていないが、今も元気にしているかな?

 帰りがけ、元児童館の横を通ってみるが、今は子育て支援センターになっていて、窓越しに中をのぞいてみても、閑散としている。

 児童館の時は、沢山の子どもで賑わっていたものだが…

 少しばかり、かつての児童館のことを思い出し、ややノスタルジックな気分になったが、もう、この界隈ではボランティアとして受け入れてくれるところも無くなってしまったのか。

 正直、少し寂しい気分にもなってしまった。
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