写真は順に
*Yプロジェクトプロデュース「ザ・チョンマゲ群団30周年記念公演『CHUJI』」パンフ
*万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』(角川文庫)表紙
『CHUJI』は個人的に時代劇にアレルギー体質な私にも楽しめる作品だった。
私にしては珍しく、ちゃんとチャンバラ人情時代劇の感想を書く気になった作品でもある。
詳しい観劇日記はこちらから↓
http://bambi-yuuki.at.webry.info/201708/article_4.html
『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』は万城目学らしく動物あるいは動物から変化した生き物が闊歩する物語。
かのこちゃんはオツムの出来の良い小学1年生。
そこに居候する年齢不詳の猫に名付けられた名前がマドレーヌ夫人。
かのこちゃんが生まれる前から家で飼われていた犬の玄三郎、同じ町に住む他の猫たちのユーモラスな会話と行動は楽しく、時に切ない。
同作家の作品で、未読の『鹿男あをによし』に関係するかもしれない一節が本作にあったので、こっちも読まねばと思ったのだった。
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