作品冒頭の30分が退屈。
劇場の大画面とはいえ、予告編で使用された映像が延々と続くのには僻遠します。
予告編を見ていなかった人は楽しいと思いますよ。
が!、予告編を作った人は、もう少し工夫して欲しいのdeath…。本当に寝そうになった…(ー ー;)
さてこの作品、サム・ライミ監督、ドビー・マグワイア主演のスパイダーマン、アンドリュー・ガーフィールド主演アメイジング・スパイダーマンに続く、三度目のスパイディの映画化作品。
アイアンマンやキャプテン・アメリカが活躍した映画「アベンジャーズ」の8年後が舞台。
「アベンジャーズ」の続編に続く作りになっていますが、ライミ監督版スパイダーマンへのリスペクトが楽しい。
この作品のヒロインが、逆さ吊りで降りてきたスパイディを見てつぶやく「キスして…」というセリフ。
主人公の親しい友人の家族が、実は…、というシチュエーション。
はためくアメリカ国旗の前で、スパイディがポーズを決めるシーン。
一見、何気なく見えますが…。
ライミ監督版スパイダーマンのラストは当初、国際貿易センタービル(通称 ツインタワー)の二つのビルの間に張った巨大な蜘蛛の巣で、スパイディがポーズを決める予定だったそうです。
しかし、公開直前に起きた911テロの影響で、急遽ツインタワーが消された映像に差し替えられました。
米国旗は、見る人によって受け取り方は違うと思いますが、「テロに負けるな!」、「再び立ち上がろう!」というメッセージだと思いました。
ライミ版が公開された時、作品を見ていてそんな事を考えていたことを覚えています。
この作品の驚くところは二つ。
その昔、「バットマン」を演じたマイケル・キートンが悪役として登場しています。
しかも、キャラクターの名前は失念しましたが、その姿はまさに「鳥男」…。絶対、狙ってるよねw
もうひとつは、スパイダーマンのヒロインMJことメリージェーンが、なかなか出てこない…。
MJが誰か?が分かった瞬間、座席から落っこちましたw
作品のクライマックスで、ピーター・パーカーが落ちてきた瓦礫に押しつぶされそうになるシーンが印象的。
面白かったw
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