でも、完走を目指します。
大阪 いずみホール
センチュリーいずみ定期演奏会No.36 ハイドンマラソン第10回
飯森範親指揮 日本センチュリー交響楽団
(コンサートマスター 松浦奈々)
コントラバス独奏 村田和幸
ハイドン:交響曲第60番ハ長調「うっかり者」
ディッタースドルフ:コントラバス協奏曲第1番 変ホ長調
ハイドン:交響曲第54番ト長調
ハイドン:交響曲第78番ハ短調
実は、前回、前々回とも参加できず。だって、ウィークデーなんだもん、このシリーズ。仕事場でのポジションが変わって(一応、ちゃんと仕事してます^_^)会議が増えて、なかなか辛くなってきたんですよな。
そんなもんで、前々回は義母に、前回は娘りんりんにお願いして、エントリーシートも渡して、行ってもらいました。まあ、駅伝状態ですな。でも、二人とも満足して、私にバトンタッチ。ちゃんと、シールはゲットしてます(笑)。
今回は、重量級のシンフォニー3つにコンツェルト。休憩を15分にしても、終演は9時15分。聞き応え満載のプログラムだが、「目玉」と言える曲はない、と言ってもいい。前回が、V字で始まって、オックスフォードで終わる、かつモーツァルトのホルン協2番を挟むという超名曲プログラムだったのとは対極のようなラインアップ(前回行った娘がホクホクだったのはいうまでもありませぬ)。
にもかかわらず、客席は9割の入り。そして、何よりも、会場の雰囲気がすごくいい。これこそ、贔屓筋、常連客、大阪の聴衆のパワー、ですね。
演奏はどれを取っても、最高レベル。何よりも、響きが最高、です。パンチの効いた低音と、澄んだ高音。それを受け止めるいずみホールの残響の美しいこと!
僕の生の中で、この演奏会の存在は、生きる糧、目的の一つ。また次、幸せな気持ちでここに来れますように。
追記 今回、このハイドンのリハーサルを見学させてもらう機会がありました。ここまでの細かなニュアンスをつける演奏、さぞかし徹底的に細かく止めて指示を出しているのかと思いきや、実に簡明にして効率的なリハーサル。というより、センチュリーが、飯森さんが一つ指示を出すと、同じようなアーティキュレーションは全部それに合わせて作っていく、また響きの指示があれば、すぐにそれに合わせて作っていく。恐れ入りました。お互い、関係性が成熟してこそのこの演奏、なんですね。
追記その2
バス協奏曲、初めて聞きましたが、曲の魅力よりも何よりも、ソロを取った村田さんの音に酔いました。こんないい音でいつも鳴ってたんだ。やっぱり、センチュリー、すごいオケです。
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