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2017年07月17日19:14

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7月14日 「ディストラクション・ベイビーズ」見る

本日は昨年、話題になった青春暴力映画を見ました。
見たことのないほど暴力に溢れた映画でしたが。
個性的な映画なんで、作家性はあるのですが。
でもやっぱりインディーズ出身の映画監督らしく、人間描写は下手でした。
この映画の欠点から書くと。
この監督は、あまり喧嘩をしたことが無ければ、喧嘩を見たことが無いのではないかと。
実際は審判がいない中で喧嘩をすると、何処かを骨折するかもしれないし、失明するかもしれないし、下半身不随になるかもしれないし、下手したら死ぬのです。
あと主人公は頭が可笑しいのでしょうが、あれだけボコボコにされたら翌日、立てないぐらい痛いと思いますよ。
演技指導も下手ですしね。
例えばキャバクラ嬢の運転手が、車をぶつけたのをじっと見ているのですが。
私も良く車を運転するし、年に1回ぶつけることがあるので分かりますが。
人が乗っているのに、ぶつけた所をじっと眺めたりしません。
とりあえず送ってから、待っている間にぶつけた所を見るのです。
この芝居は演出上、主人公が襲う必要があるので、じっと見ている芝居にしてますが、物語の展開を重視するあまり、演技が変です。
この展開にしたいなら、もう一人のキャバ嬢が帰ってくるのを待っている、とした方が良いです。
予想で、キャスト費を抜いた直接制作費は、3000万から5000万の間ぐらいじゃないかと思います。
この予算不足で、車が正面衝突するシーンは、リアリティーが出させないのは、仕方がないのですが。何でシートベルトをしてない、柳楽優弥が無事なのかが分かりません。
シートベルトを演出上、させるべきでした。

これだけボロクソに書いて、実はチーフ助監督と、録音技師と美術は知合いなんですけどね。
プロデューサーもたしか荻窪まで一緒にタクシーで帰ったことがある方でした。
一応、知合いだから、「面白かった」と褒めておこう。
暴力映画が好きな人にはお勧めだと思いました。。

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