mixiユーザー(id:12669625)

2017年06月29日14:31

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映画日誌「ハクソー・リッジ」

 沖縄戦がいかに凄まじく、悲惨なものであったかは、特に日本人からすれば色々と語り継がれているものだが、ここでは日本人の視点はともかく、あくまでアメリカ映画であり、テーマは自ら軍に志願しながら、銃を持つことを拒否し続けた実在の人物の姿、ということで観るべき。
 戦場で銃を持たなくても衛生兵として、一人でも多くの兵士を救うことに専念する姿は感動的だし、だからこそ沖縄戦の生々しい描写も改めて強い印象を残すことになる。
 例え臆病者、変わり者と思われても、自分の姿勢を貫き通せば必ず認められるわけで、一人の人間の生き様を描いた人間ドラマとして観れば、結構余韻が残るのは間違いない。
★65点
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