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2017年06月16日00:05

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つ…次に期待

サクランボの季節である。

カミさんが仲良くして頂いている隣人オクサマ連合のお一人が山形の出で、この時期美味しい佐藤錦を頂いていたのだが、数年前から、山形の親戚がサクランボを止めてしまったと言う事で…

買って食べるしかない。

さて、昨日の獲物。

フォト

アメリカンチェリーに非ず。
山形の紅さやか。早生種のさくらんぼ。
佐藤錦とセネカの掛け合わせだそうな。

う〜ん…
母親佐藤錦には及ばず。

この品種は、「佐藤錦」に「セネカ」を交配して得られた実生から選抜・育成されたもので、果形は短心臓形、大きさは小、果皮色は帯朱紅、育成地(山形県寒河江市)において6月上旬に収穫できる甘果桜桃である。
開花期は中、成熟期は満開から30〜40日、育成地において6月上旬、結果性は中、生理落果の多少はかなり少、裂果性及び果実の日持ちは中である。

さくらんぼは、別名「桜桃(おうとう)」とも呼ばれるが、植物学での名称は「セイヨウミザクラ(西洋実桜)(Prunus avium)」と言う。

一般的には、

 木や木になっている状態の実を「桜桃」
 摘まれた実は「さくらんぼ」
 輸入物や缶詰などに加工されると「チェリー」

と区別して使われることが多いようだ。

原産地は、現在のトルコ共和国と言われ、有史以前より、西アジアから鳥などによって種子が運ばれて→ヨーロッパ一帯で野生化したと考えられる。
ヨーロッパから大西洋を渡ってアメリカ、更に太平洋を経て日本に伝来した。

その名から桜の木に実がなるように思えるが、大きな果実を付けるのは、実桜という種類の木。(花見の桜にも小さな実はなる。)

フォト フォト

(大山桜のさくらんぼ:柏の葉公園 2013.05.19.)

さくらんぼは、バラ科サクラ属に属し、

・甘い実をつける甘果桜桃(西洋実桜:セイヨウミザクラ)、
・酸っぱい実をつける酸果桜桃(西洋酸実桜:セイヨウスミノザクラ)

のヨーロッパ系2種と、

・中国桜桃(支那実桜:シナノミザクラ)

の東アジア系1種の合計3種類がさくらんぼの起源とされるが、日本でさくらんぼと言われているのは、甘果桜桃の実を指す。

あの大粒で真っ黒いアメリカンチェリー。味は悪くないのだが、輸入果実というのはどうも途中経過が不透明で気持ちが悪い。
果実商などのサイトでは「農薬などの心配は全くない」とは言うのだが。

その残留農薬等については両極端の記述を見つけた。

☆結論から言えばまったく問題なし。

チェリーで問題となるのは、黒かび病などを防ぐ「イプロジオン」という農薬。

アメリカンチェリーは空輸にて日本へ運ばれるもので、船を使って数十日かけ輸送される果物と違い、カビ対策や腐敗防止のための農薬を大量に使用する必要がない。

アメリカンチェリーに限らず、チェリー類は傷みやすいため収穫前に「イプロジオン」という殺菌剤(防カビ剤 防黴剤)を使用する。

日本の厚生労働省は国内国外を問わずポストハーベスト農薬(収穫後に使用する農薬)の使用を禁止しており、日本へ輸出されるアメリカンチェリーに対しても収穫後に再び「イプロジオン」を使用する事を認めていない。

収穫前に散布された「イプロジオン」は、その量も少なく、短い期間で分解する成分なので日本で販売される頃にはほぼ果実には残っていない。
定期的に実施される残留農薬検査でも、イプロジオンは99%の検出されず、わずかに検出された1%についても、基準濃度をはるかに下回るので、問題はない。

「それでも心配」なら、食べる前に30秒程水洗いすれば万一残留農薬があったとしても、水洗いによってその80%は流れ落ちてしまう。

★アメリカンチェリーは残留農薬によって実が腐らないほどの危険な果物

輸入されたアメリカンチェリーを、日本の梅雨の時期にそのまま2か月置いても、全くカビが生えないままドライフルーツになってしまう。
日本に害虫を運び入れないように収穫後に猛毒で致死性が高いの臭化メチルで燻蒸する。(残留はほぼないらしい)

問題は、収穫後に農薬の殺菌剤を数回もスプレーしていることで、米国の農場によっては、日本向けに殺菌剤のプールに浸けるところさえある。
米国西海岸産のオレンジ・グレープフルーツ・レモンなどと同様に、“ポストハーベスト農薬”が行われているせいで、いつまでも腐らない。

そもそも日本産のさくらんぼも、安心できない。さくらんぼは水が掛かると実が弾けてしまうので、栽培中も収穫後も水が掛からないようにしており、収穫直前の農薬が、そのまま残留している恐れがある。
さくらんぼをちょっと摘まむ程度ならともかく、アメリカンチェリーは食べるべきではない。

いやいや、どっちが正しいのかな?

「さくらんぼ」と言うのは商品化された通称・愛称である。
英語では「Cherry:チェリー」で、そう呼ばれる事もある。

「錯乱坊」の漢字に「チェリー」のルビが振られる)事があるが、これは不気味なだけで余り甘くない。
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