写真は順に
*夏目漱石「こころ」新潮文庫 表紙
*西加奈子「きりこについて」(角川文庫)表紙
*コシオリエビの一種
漱石の「
こころ」を読んだ。
又吉直樹さんの著作「夜を乗り越える」(小学館よしもと新書)を読んで触発され、日本の近代文学をちゃんと読んでみよう、などど殊勝な考えを起こしたからだ。
明治男の男気とはなんぞや、女はか弱き者にあらず。
詳しい読書日記はこちらから↓
http://bambi-yuuki.at.webry.info/201705/article_11.html
西加奈子の「
きりこについて」(角川文庫)を読んだ。
凄絶なブスに生まれついたきりこが、天文学的に聡明な愛猫・ラムセス2世と共に見た目のハンデを物ともせず自由に生きる物語。
ラムセス2世は言う、「世界は肉球よりもまるい」と。
西さんは愛猫の病死に猫生の不条理を感じたらしく、
「神サンか何か知らんけど見とけ、コラ!!」と一気に書いたそうです。
コシオリエビの正式名がわからない。
まだ名前が付いてないのか、調べられずにいるだけなのか。
似た種類はネットでも見つかるが、背中の模様が違っている。
もともと欧米のエビ図鑑では学名しか付いていないものも多く、コシオリエビにも「スクワット・ロブスター」という英名はあるが、全部にただ「sp」とあるだけだ。
「sp」とは「スピーシーズ」のことで、図鑑の場合は「〜の種類」という感じか。
新種か?
新種なのか?
まさかね。
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