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2017年05月28日05:59

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初めての「生」第九

写真は順に
*キリングループ「“第九”特別演奏会」パンフレット
*演奏前のミューザ川崎シンフォニーホール
*ロビーのバーで飲んだ「キリン一番搾り」

ダイビング仲間の伊藤文月ちゃんがヴィオラ奏者として参加するというので出かけた。
初めてづくしの今回。
まず川崎駅。
初めて降り立った。
当然、「ミューザ川崎」も初めて。
そしてベートーヴェン「第九」の生演奏。

正式には「交響曲第9番 ニ短調 作品125 。」

指揮;岸本祐有乃

キリングループ第九を歌う会
キリン・フィルハーモニー管弦楽団
この2つのグループの合同公演だった。

演目は2曲でいずれもベートーヴェン。
フォデリオ序曲
交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き

キリンフィルはアマチュアの楽団だから多くを期待してはいけないけれど、
欠点があって、それは管楽器パートにダメダメな方がいること。
多分ホルン奏者の一人。
演奏パートを外せない理由があるのか、特別に本番に弱いのかわからないが
毎回甚だしく音がブレる。
これだけが残念で、個人的には言えば我慢ならないレベル。

それでも初めて生で聴いた「第九」は良かった。
はからずも、と言うべきか、不覚にも、と言うべきか、
合唱が入ってからのパートで、いきなり物凄い肉声のエネルギーに胸をつかれて、感動がやって来た。
涙がこぼれた。
自分でも意味がわからない。
ただ感動して泣いていた。
歌唱の技術など何も知らない私が、その瞬間、理由も何もなく心が震えた。

演奏にはやや難ありだが、貴重な体験をさせてもらったようだ。

最後にもう一つ惜しいことが。
演奏後の責任者挨拶だ。
無駄に長くて白けるったらなかった。
素晴らしかった演奏会の余韻を残して終演すべきところを、ダラダラ長い挨拶で余韻を消してしまう無粋。
挨拶をしたのは会社の代表取締役副社長だ。
ご自身も第2バイオリン奏者で、演奏会の予想外の出来の良さに感動してしまったようだったが、あんたの感動を披露されても、こっちはこっちでしっかり感銘を受けているのだから、長広舌で今一度説明するなんて愚の骨頂だ。
わかってないなぁ。
つや消し以外の何物でもない。
アンケートなど滅多に書かない私だが、そのことだけは書いて出してやった。
心して読みやがれ。
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