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2017年05月12日01:09

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シリーズ3作目のルメートルは・阿佐谷が演劇タウンに

写真は順に
*ピエール・ルメートル「傷だらけのカミーユ」 (文春文庫)表紙
*KENプロデュース第26回公演「白と黒と泡と」チラシ
*阿佐谷の劇場マップ

傷だらけのカミーユ のカミーユは本当に傷ついて立ち直れないのじゃないか。
シリーズ第1作「悲しみのイレーヌ」で司法警察を追放されたマレヴァルが深く関わる物語。
日本では最初に文庫化されたのが「その女アレックス」だが、ヴェルーヴェン・シリーズの執筆順は「イレーヌ」「アレックス」「カミーユ」の順。
けれど出版の事情とは言え「イレーヌ」「カミーユ」の順で読めたのは良かった。
この辺りのことは「あとがき」にもあったけど、その通り。
詳しい読書日記はこちらから↓
http://bambi-yuuki.at.webry.info/201705/article_3.html

白と黒と泡とは阿佐谷のシアターシャインで観劇。
役者仲間の加藤大騎 さんが、ブラックタイガー養殖のため漁業権を狙う姑息な親戚役で頑張っていた。
出演者の一部にキャラ設定であざとさを感じた。
もう少しリアルな人物設定の方がしっくり来るんだけどなぁ。
極小劇場でやってる劇団にありがちな、安易なウケ狙いが鬱陶しい。
そんなに頑張らなくたって、衣装やちょっとした言動でこちらにはちゃんと伝わるものなのに、彼らはいつも過剰だ。
私も若い頃は色々勘違いしてたけれど、今ではそれら過剰な演技がダサいと感じる。
とはいえ、主宰者のファミリーコメディに対する心意気は伝わったんだけね。

阿佐谷劇場マップ
こんなものができていたのか。
いつの間にこんなに劇場が増えたのか、阿佐谷。
杉並区は高円寺も合わせて、すっかり演劇の街だな。
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