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2017年05月09日07:59

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丹波・白毫寺 の“九尺藤”

「音に聞く 丹波古刹の 九尺藤 見ると聞くとは 大違いなり」 

前々からうわさに聞いて居ました、丹波・白毫寺の「九尺藤」を見に行ってきました。

外反母趾で長い距離を歩く事が困難である カミさん を、近場への買い物用のミニ自動車に乗せて、丹波市・市島町の古刹まで行ってきました。

「九尺藤」と言うのは勿論誇張した呼び名で、本当に九尺も有る筈はないと思って居ました。

GWを外して高速道路を走ったので、現地近くまでは道も空いていましたが、愈々と云う所で大渋滞。 「参ったなァ!」と思いながらも辛抱強く順番を待ったお蔭で、寺近くのパーキングへ車を入れる事が出来ました。 先ほども書きました様に、なるべく歩く距離を短くしたかったので、ここは我慢の為所と言う事でした。

さてさて、評判の“九尺藤”は如何なる物か ! ? と、本堂へのお参りもそこそこに、藤棚の有る所へ移動、 その結果は・・・  冒頭の私メの駄作一首の如く、ま、かなり期待を外れた“藤”の姿でした。

九尺藤 ! 九尺藤 ! と、寺のホームページにも「名物」として記載されて居るにしては、チト大げさすぎはしないか!? と思う藤の花の風情。この頃流行のテレビ・コマーシャルのサプリメントの様な、誇大広告に通ずる評判ではないか ! と思いました。

ですが、此れを目当てに大勢の人が押し寄せ田舎道が渋滞を起こすアリサマなのは、此れが素晴らしい物であると言う事なのでしょう。

ま、藤棚の長さは見事に長い物で、延々と続いて居る事は認めますが、藤の種類の多さなどでは、過去に見た、岡山県、和気の町に在る「藤公園」の“藤”の方が見応えが有る、と私は思いました。(白毫寺さん、言いたい放題の失礼をお許しあれ ! ) 

でも、折角見に来たのだから、と写真をパチパチ、藤棚の下で記念写真を撮影中の、新婚さんと思しきカップルも居たりして皆さん結構お楽しみです。

藤棚の片隅で露店も出て居り、筍の水煮が売られて居て美味しそうだったので一袋求めて帰りました。

昼食は、下調べをしておいた“イタ飯屋”を訪ね、ピッツアランチ、パスタランチ、を一つづつ注文、半分づつ食べよう ! と言う事にしました。そう言う事ならば、と、店のスタッフは取り皿を二枚用意して呉れて、其れなりの気配りには満足しました。

料理の味は、上の中か、と云う所で、美味しい事は美味しいのですが、たった一つパスタの茹で加減が“アルデンテ”過ぎなのは、大木こだま じゃないけれど『往生しまっせ!』でした。
なので、年寄りの我々はお腹を壊さない様に一生懸命に咀嚼をしたのですが、味付けに這入って居る牛肉の方が柔らかいのにはチョッと閉口しました。
ピッツアもトッピングがアミとシラス、ミニトマト、でイタリアンにしては少なからず風変わりで、パスタも同様全体的に「和風味」と言うイタリアンでした。

帰り道、「春日インター」の傍の「道の駅」に立ち寄って少しだけ地元の菓子などを買い、早めに帰途に就いたのですが、なんと! 吉川ジャンクション に這入ってから間もなく高速は大渋滞と成り、折角“早めの帰路”が無駄と成りました。

買って帰った“タケノコ”は柔らかく実に美味でしたし、土産の菓子も程よい甘みで、意外な拾い物と言う感じでした。

最後に、現地で見た「藤」のショボい感じとは裏腹に、パソコンに取り込んだ写真は中々のモノに写って居まして、成る程、此の藤は写真写りの良い「藤」だったのか!と変な感心をした次第。
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