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2017年04月30日22:45

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ヒビノキ518(4月23日〜4月29日までの1週間/週後半)

4月23日〜4月29日までの1週間分の日記です。
基本的に日々の記録+エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日〜水曜日の週前半の日記は先週の金曜日にアップしています。

■2017/4/27/Thursday
 『Eclipse Phase, Second Edition RPG』――。
 
フォト

 https://www.kickstarter.com/projects/507486226/eclipse-phase-second-edition

 結果だけ見ると、日本語版は不幸な展開になっちゃったな。
 一部、以前のサプリメントは使用できるらしいけれどルール的変更はあり。
 これなら版上げを待って翻訳すればよかったんですよ。 > エクリプス・フェイズ
 事情はあるけれど、結局、あらゆるメディアのローカライズは、同時翻訳か、
 1年か2年のうちで展開しないと、こういうことになっちゃう。
 なにより、国内の翻訳TRPGの展開が、現在だと出足が遅すぎ話にもならない。

『月がきれい』 第4話 「通り雨」
http://tsukigakirei.jp/
ああああああああ!
だったら一杯たくさんしゃべればいいんじゃないですかね!
修学旅行は定番の京都。前回、衝動的に茜へ告白した小太郎は、
彼女に返事を保留されてしまう。2人は双方を意識しつつも修学旅行へ向い……。
携帯禁止は物語の展開に必要な都合だな。
まあ、いまだと大半OKだし、
所持していることで発生する問題より、現在だと「連絡がいつでもつく」
――なおかつ場所が地元以外だし――で所持しているメリットのほうが大きいよな。
それはおいておいて、小太郎は携帯を隠し通し、
茜と自由行動で一緒になることを約束。
だが、先生に携帯を取り上げられしまい彼女と連絡不能に。
……で、待ち合せ場所にとりあえず2人が向い、すれ違って、のち、接近。
付き合うことになって次回へ続く。「付き合う」ことがわからないって、
結局、どれだけ大人になろうとも、2人が関係を模索し、
心地よさと妥協を見い出すしかない。かわらん。
ですから、この男子中学生と女子中学生の場合どう転ぶか。

■2017/4/28/Friday
 ほら。もう話題にもならなかっただろう。
 今月のプレミアム・フライデー。

『正解するカド』 第4話 「ロトワ」
http://seikaisuru-kado.com/
特使を大切に!
「カド」が羽田に到着して3日。最初の乗客が「カド」から現れて安堵する世間。
真道は閣僚に招集され今後を話し合う。「異方対策特使」の任は花森にゆずり、
あくまで異方側の交渉人をつとめるめ真道――。
一方、国連は人類の技術を超越した装置「ワム」を寡占保有する日本に、
「ワム」の提供を要求。世界が管理・凍結する議案を打ち出し……。
この作品で一番のファンタジーは日和見的ではない総理大臣(犬束)だな。
結局のところ国連が「ワム」を保有するのをザシュニナは希望してない。
ザシュニナは国家ではなく人類へ「ワム」を享受し、
能力を有効活用するのを望んでいる。
まあ、たしかに、国家の利害で管理するなら宝の持ち腐れ & 停滞になっちゃう。
国連憲章7条が発令され「ワム」の強制提出が採択されるなかで、
ザシュニナは、ある計画をしめし次回へ続く。
「ワム」の存在が人類には早いと語った、沙羅花たんは、
自分の羞恥動画に低評価ボタンを連打する癒しか。

『ソード・オラトリア』 第3話 「祭典と勇気」
http://danmachi.com/
間接ほにゃららを達成。
ガネーシャ・ファミリアが開催する祭典「モンスターフィリア」が開催間近。
ロキはフレイアの陰謀を嗅ぎ付け、アイズを護衛にフレイアと接触。
だが、彼女の陰謀で「モンスターフィリア」の会場から怪物たちが逃げ出す。
アイズたちは討伐にあたり……。
スピンアウトの場合、ベルくんの役所は「レフィーア」。
レフィーアの目的はベルと一緒。アイズの隣に立つ、アイズと並ぶ、だから追いつく。
そのベル同様の目的意識を見せ、彼女の規格外スキル
(ベルのリアリス・フレーゼと同質のエルフ・リング)を披露。
「スピンアウトのヒロインです!」としめす4話の骨子はよいな。
ただ、問題は本編の補完を重視しすぎたせせこましさ。
今回のお話しは本編だと2話と3話の外側のイベント。
ゆえ、結局、物語の結末――ベルが巨大白猿を倒す……は決定している。
そこへと追従(ついしょう)する必要がどうしてもある。
物語が“窮屈”なんですよね。

■2017/4/29/Saturday
 『ゴーストリコン ワイルドランズ』――。
 
フォト

 
フォト

 全部終了してしまった。GWにやるゲームねえよ。なにかを買わないと。
 3月7日の発売当日に購入したのでクリアまでは約1か月半か。
 コストパフォーマンスは良い。画像でわかるけど、
 護衛、密輸、プロパガンダ、生産、全部のブションとボスは始末しました。
 トゥールエンディングも見た。
 ですから80時間くらいはやってるかも。

 物語の骨子はエル・スエーニョの国家造成と国家崩壊。
 手段と目的こそ違えど、スエーニョは麻薬を「力」に人々を救い、部下/家族を愛す。
 それこそ最大の存在理由。そのため物語においてスエーニョは、
 厳格で冷徹で、ある意味では公平さと慈悲を併せ持つ。自己の欲望は描写されない。

 だけれど、国家は一人のカリスマだけではならない。
 部下や配下は、私利私欲や家族、悪徳、承認欲求に走り国家を乱す。
 ですからノマド(主人公)たち、“ゴースト”が介入せずとも、
 遅かれ/早かれ、サンタ・ブランカ(SB)は自己崩壊したかも。

 基本、灰色の世界で、アメリカ、ボリビア、SB、パック・カタリら反乱軍、
 サンドバルさえも善玉ではない。全員が自身のポリシーと正義へ則り行動するけど、
 相手から見たら侵略者で略奪者。ゲームプレイヤーも一緒。
 先進諸国の搾取がなかったらボリビアの人々はコカ栽培の“悪”に手など染めず、
 SBも誕生してない。コカインを消費する大半がボリビア以外なんですから。
 ブションやボス(エル・ヤヨやエル・ボキータ)なんかは内面は我々とかわらずに、
 後味が悪い(ボキータ尾行で“子犬”を娘に買って上げる話やめーや)。

 ゆえ、そういう灰色の世界で、ただただ任務に忠実であった、
 “ゴースト”たちこそ、最も筋を通し、最も公平な存在だったのかもしれません。
 トゥールエンディングの解釈はいろいろあるけれど、ボウマンは
 スエーニョの“再生”を確定事項で語る。だが、「亡霊たちがそうさせない」
 としめる。ですから“再生”するスエーニョを今度こそ始末しにいくのかもね、
 ということで「Pros(良い)」と「Cons(悪い)」を5つほど。

▼Pros(良い)
・ボリビアの風景。乾燥地帯、ステップ、密林、雪山と環境変化に富むうつくしいボリビアのオープンワールド。この作品最大の主役。

・オープンワールドのマクロな環境のなかで、隠密/暗殺のミクロなシステムが離反をしていない。完勝(発見されずに相手を殲滅)した達成感は一入(ひとしお)。

・直接的、間接的、目的達成するアプローチはプレイヤーへとまかされる部分。Coopしているときなど「ハッ」と思う方法の柔軟さと自由さがあったりする。

・資料(キングスレイヤー)を積極的に収集する条件つきだが、物語に関る登場人物の関係を深く描写。「現在」の原因と結果を追及する物語の枝葉は良い。

・ノマド(主人公)、ミダス、ホルト、ウィーバーの会話。あくまで閑話休題だが硬軟ある会話はたのしいし、キャラクターの倫理観や人生観がにじむ。

▼Cons(悪い)
・基本、ミッションが同じ事の繰り返しであること。その繰り返しをたのしめなければあきてしまう。いつものUBIオープンワールド。

・“強制”の下手さ。たとえばブションとの対決にあたり「閉所へ閉じ込める」「一体一で対決を行う」などプレイヤーをうまく“強制”する変化の展開がほしかった。

・統合的/直感的ではない複雑な操作。戦闘、操縦、スコープの切り替え要素など操作は複雑。かつ「これはこうだ」と一拍おいてかんがえないと方法がわかりづらい。

・スキルアップ = 一定の資源が必要の構図。上昇に各種資源が必要なために、何度も輸送車や航空機を奪う必要がある。その行動が繰り返しに拍車をかけてしまう。

・アサルトライフルとスナイパーライフルで大抵こと足りてしまって、ショットガン、サブマシンガン、ライトマシンガンの存在がスポイルされてしまっている。

 問題は次に「なにを買うのか」だよ。
 『Outlast2』はSteamで購入したんだけど下手をすると1日で終了しそうな……。

『Re:CREATORS』 第4話 「そのときは彼によろしく」
http://recreators.tv/
松原さんちの本棚の背表紙類がどう見たってTRPGでどうにも落ち着かないぞ。
前回、タイタン・デジタル・ソフトの創造主をまりねに紹介され、
会社へと向ったメテオラ。
だが、「追憶のアヴァルケン」のディレクターは交通事故で死亡しており、
結果、彼女は自身の作り手を失う。
そのメテオラは「追憶のアヴァルケン」をクリアまでプレイし、
颯太らに、もう1つの「秘密」を話し出し……。
セレジアの衣服は、縫製(ほうせい)がどうたらと、
我々の世界で成立する形体に“修正”をされた。
世界は異質な存在を受け入れ、キャラクターが存在できるように“修正”を行う。
だが、その“修正力”と“修復力”も限度が存在する。
メテオラは、これ以上キャラクターが流入し、
その張力が限界を凌駕したとき、世界が大崩壊する可能性を語る。
……で、軍服の姫君はむしろ、キャラクターの力を我々の世界でしめし、
その張力を破壊しようとする。殺し合う理由はこれでできたね。

『エロマンガ先生』 第4話 「エロマンガ先生」
http://eromanga-sensei.com/
いい最終回だった。
エルフと、エロマンガ先生を賭けライトノベル勝負をすることになった正宗。
エルフの仕事場をのぞき、エルフの仕事論、
いってみれば「最も好きで/愛する対象を書く」に触れ、
正宗は紗霧のことを書こうと心へと決める。そうして2人の小説は完成し……。
今後の決意表明。正宗と紗霧が2人でヒットライトノベルを書き/描き
テレビアニメという現在の究極の成功例をめざす。
その目的意識をしめしたのはいいかと。
とはいえ、この時点で物語が伸び切る幅も決定した。
ヒットライトノベルを書く → テレビアニメに。
→ その目的への紆余曲折を経て2人かむすばれる
……それ以外の「結末」はかんがえられない。ある意味ではミニマムな展開で、
ゆえ「俺妹」みたいに原作をテレビアニメで完結可能なストーリーサイズ。
まあ、その規模を最初から作家を編集が相談して決定してそう。
ですから、そういう意味でもやっぱり「俺妹」ですよね。
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