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2017年04月28日07:09

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昭和58年式ジープJ44のユーザー車検(4/21)

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クルマを4台保有しており、しかも全部車検は整備工場に出すと費用が掛かるから、自分で法定点検してから検査場に持ち込んで検査を受けるいわゆる「ユーザー車検」で済ませている。

今年車検満了を迎えるクルマは、小型貨物車で車検期間は1年間のジープJ36とJ44の2台で、J36は今年の車検は2月に済ませた。
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車検満了が5月18日のJ44は、5月に入ってから車検を受けてもいいわけだが、何せ古いクルマでもあり、検査を受けて部品交換や整備を必要とする項目で不合格になった場合、部品がすぐに調達できるとは限らず、時間切れで車検が切れてしまうと面倒なので、車検は満了日の1ヵ月前から受けられるから、GW前に受けてしまうことにした。

ユーザー車検を受けるには、検査の後でも構わないが法定点検はやらなくてはならず、小型貨物車のJ44の車検期間は1年なので、12ヵ月点検をすればいい。

検査を先に受けて、万が一落とされてから点検したのでは、限定車検証が交付され、再検査までの有効期間は2週間しかなく、その間に対策できなければ道路を自走することができなくなるので、やはり事前に法定点検は済ませておくことにする。

J44は年間1000km台しか乗っていないので、ブレーキの固着と部品の欠損だけが心配なだけであとは大丈夫だと思うが、土曜の休みだった4月15日に自力で点検できる項目だけ実施。
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ジープはトランスファをニュートラルにシフトすれば、プロプラシャフトに駆動力が伝わらないようにできるので、1人でもギアをバックに入れてバックアップランプが点灯しているかチェックできるのが便利だ。
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ブレーキも、普段乗っていて片効きもせずちゃんと効いているし、駐車ブレーキも、動きが少々渋いもののきちんと掛かっており、調整やオーバーホールしなくても大丈夫そうで、部品の欠損も見つからず、去年車検を受けたときと状態は変わっている様子もなく、このままの状態で車検はクリアできると判断し、函館運輸支局で4月21日金曜日10:30からの第2ラウンドを予約。

ユーザー車検を受けるには、次の車検期間満了日以降までカバーしている自賠責保険に加入していないと受け付けてもらえないので、自賠責も継続。

ユーザー車検当日、J44を運転して検査を受ける函館運輸支局へ。
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運輸支局の駐車場にクリアを停め、窓口に行く前に、運輸支局と道をはさんで向かいにある北海道陸運協会函館支部という団体の窓口に立ち寄り、検査手数料と自動車重量税を納付し、ユーザー車検に必要な書類も受け取る。
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それら書類一式を持って運輸支局の窓口で記入して予約番号を伝えて受付を済ませ、いよいよ検査コースに並んで順番を待つ。
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自分の順番が回ってきて、まずは検査官による外観検査で車検証通りの状態で改造していないか、灯火類やワイパー、ホーンなど電装品がきちんと動作するかなどを調べるが、この外観検査で引っ掛かる。

まずは左フォグランプのレンズのヒビを指摘された。
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J44を入手したときからヒビが入っていたが、きちんと点灯はしており去年までこの状態で車検に合格できていたのだが、基準が厳しくなったのか、ヒビが去年より拡大したのか分からないが、ともかくこれじゃダメなんだそうで不合格に。
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さらに、J44を中古で入手してからずっと履いていたゲタ山タイヤが、年と共に劣化してきてひび割れていたのが拡大し、亀裂になっているのを指摘された。
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中にはチューブが入っているから穴が開いてもパンクすることはないのだが、これで高速道路なんか走るのは危ないから不合格とのこと。
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どちらもゴネれば通してくれるわけでもないし、説明されたら納得せざるを得ないので承服し、後で対処して再検査を受けることにする。

外観検査で落とされたから不合格は確定だが、その先の検査コースには入場。

まずはいちばん心配だった排ガスの黒煙濃度の測定だが、基準値50%に対して44%と1発クリア。
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次のブレーキとスピードメーターも、ヘットランプの光軸も1発で合格し、最後のピット検査(下回りとステアリングの検査)も問題はなく、継続検査は終了。
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心配だった重要機関は何の問題もなかったから、整備しないと車検に合格できない状態じゃないのが幸いだが、外観検査で不合格になったから、この段階では車検証は交付されない。

いったん不合格になっても、当日16時までに2回まで無料で再検査を受けることができ、不合格になった項目だけ再検査でクリアできれば車検証が出るから、いったん帰宅して対策をする。

まず、タイヤは亀裂の入っていないタイヤに履き替えるだけでいいはずだから、先日廃車にしたジープJ53に履かせていた溝がたっぷりあるスタッドレスタイヤに交換した。
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レンズのヒビを指摘されたフォグランプはなければなくていい装備なので、とりあえず再検査はフォグランプなしで受けることにして、普段お世話になっている整備工場に駆け込み、事情を話して飛び込みでフォグランプを取り外してもらった。
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再び函館運輸支局へ出向き、再検査ですと申告して、検査コースに入ることなく確認して合格し、検査表に押印してもらって再検査はあっという間に終了。
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書類を運輸支局の窓口に提出し新しい車検証が交付された。
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あとは次の車検満了月を示すステッカーをフロントウィンドーの内側に貼り付ける。
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そして、古いステッカーを剥がして車検は完了。
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さて、フォグランプをどうするか。

そんなに乗るクルマじゃないから、どうしてもフォグランプがなきゃ困るクルマでもないのだが、やっぱりワイルドなJ44にはフォグランプがないと不恰好だな。

自宅に先日廃車にしたJ53に秋まで装着していたフォグランプをステーごと保管しているので、この際J44に移植することにして、自宅に寄って積み込んで再び整備工場へ。

今度はステー付きだから、フロントバンパーに取り付けるとステーがナンバープレートが支障するので、ナンバープレートを少し外側に移植してステーごとフォグランプを取り付ける。
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廃車にしたJ53は、この整備工場が冬に敷地内の除雪用に欲しいとのことだったので、解体せずに書類上だけ廃車にして、車両本体はタダで引き取ってもらったのだが、「ジープもらったから今日の工賃はサービス」とのことで、J44のフォグランプ撤去、新しいフォグランプ設置とナンバープレート移設の作業費は掛からなかった。

これでJ44の車検も済み、今年車検を迎える2台共無事車検を継続できた。

【今回のユーザー車検で掛かった費用】
1)、自賠責保険料(自家用貨物車、12ヵ月)=17350円
2)、自動車重量税(車両総重量2.5トン以下の自家用貨物車、12ヵ月)=13200円
3)、検査手数料(印紙・証紙で納付)=1700円

合計=32,250円

前回の車検から1年間の走行距離=1341.2km
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