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平成5年式スズキCARAを保有しているが、下回りの腐食が進行し、運転していて不安な状態にまでなってきたので去年の夏から使用を辞めていた。
フロアパネルに穴が開き、運転席が落ちそうになっていたこともあり、場合によっては廃車もやむなしとは覚悟を決めた。
しかし、CARAは533台しか生産されなかった超希少車でもあり、延命できるならもうしばらく乗りたいとは思うものの、クラッシックカーを再生するようなレストア専門の業者に依頼して100万円単位の費用を掛けて延命するつもりはない。
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しかし、補修するとしたら大掛かりな修理が必要で、どこにでもある普通の整備工場で板金で直せるような状態でもない。
どうしようか悩んでいたが、釧路勤務時代に日常的に重整備をお願いしており、旭川勤務になってからも、車体の状態の良好なジープの廃車体が見つかり、車体の崩壊が進んでいた昭和58年式ジープJ44への車体部品パネルの移植と板金で再生してもらった釧路の整備工場に相談してみた。
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すると、直せるか現物を見てみないと分からないものの、持ち込んでくれれば補修可能か状態を見て回答するということになり、どっちみち今シーズンはCARAはスタッドレスタイヤに履き替えて冬も乗るつもりはなかったので、修復可能かどうかはともかく、春まで釧路で預かってもらうことに決めた。
とりあえず夏タイヤのままで釧路まで行けるギリギリの季節、11月初旬に乗って行き、釧路の整備工場に預けることにしたが、函館から釧路へ向かう途中、長万部で冷却水漏れが発生しオーバーヒートしてしまい、水を注ぎ足し注ぎ足ししながら向かい、さらに帯広からは雪になってしまい、夏タイヤでほうほうの体で何とか釧路までたどり着いた。
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年が明けてから釧路の整備工場から連絡があり、修復できそうとのことで再生作業に着手してもらうことになった。
まずは運転席を外して、フロアパネルがどうなっているか確認。
床下は腐食が進んで地面が丸見えになるほどの穴が開いており、クロスメンバーでかろうじて運転席が落ちずに済んでるようなひどい状態で、それでも修復してくれるなんて、どんな風にするのだろうか。
補強材を張り付けるのではなく、運転席部分のフロアパネルを骨組みを残して大きく切り取る。
そして、新しく製作したパネルを張り付ける。
最後に塗装して仕上げる(写真なし)。
助手席側も同様に作業してもらい、冷却水漏れの修理も済み、4月13日には作業が完了したとの連絡が届いた。
補修できなのならまだまだ乗るから、釧路へ持ち込むときにはすでに発生していたゴリゴリ車軸系からの摩擦音も直してもらうことにして、ハブベアリング交換も追加発注したが、今月中には終了する見込みが立った。
さて、いつ引き取りに行くか。
ゴールデンウィークまでは予定が入っており、釧路へは行けないが、GW前後の1ヵ月ほどの期間は厚岸で白魚が獲れる季節でもある。
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そこで、GWが明けてから最初の土曜の休みの5月13日にJRかバスで釧路へ行ってCARAを引き取り、釧路の宿に停めてからJRで厚岸を往復して白魚で一杯やって釧路に戻って泊まり、5月14日日曜日にCARAを運転して釧路から戻ってこようと思う。
まだ厚岸の店には連絡していないが、とりあえず5月13日は駐車場無料の釧路の安い民宿を押さえた。
その後、CARAを試運転してみたらエンジンオイル漏れが見つかったそうで、その対策も追加依頼したが、GWをはさむとは言っても3週間以上あるから、5月13日までには直るだろう。
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