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2017年04月03日17:13

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『第31回高崎映画祭』レポ(6)

 
最初の表彰は、【最優秀新人男優賞】。

「海よりもまだ深く」 の吉澤太陽くんが、右袖から登場。
受賞者は皆さん、胸に花のコサージュをつけています。
スペシャルプレゼンターの上野由岐子さんからトロフィーが渡されます。(基本的には3人
が交代で務めます。例外的に他の人が担当することも)

壇上で受賞者に贈られるのはトロフィーのみで、表彰状は文面を <式次第> に挟み込んだ紙に記載している関係で、読み上げて授与するのを省くことにしたのでしょう。
一人当りはほんの1〜2分でも、16まとまれば、15〜20分ぐらいになりますからね。 それが短縮されるのは大きいです。
また、花束の贈呈も行われません。

ということで、トロフィーを受け取った吉澤くんは、早速スタンドマイクの前まで行き、受賞スピーチを口にします。
「はじめまして、吉澤太陽です。 この賞は、自分だけの力ではなく、是枝監督はじめ、映画に携わってくれた全ての方々のお陰です。 賞を貰ったのは、これが初めてです。 ありがとうございました」

拍手を浴びながら、舞台上に横一列に並ぶ椅子の一番左(客席から見て)に着席します。
トロフィーは、預かりに来たスタッフに渡します。
『ヨコハマ映画祭』 や 『おおさかシネマ・フェスティバル』 のようにインタビューというか司会とのやりとりもなく、随分あっさりしているな、と思いましたが、この感じで進めても、受賞者数が多いので、結局はいつもの終了時間になっちゃうんですよね。


次は、私のお目当て、「湯を沸かすほどの熱い愛」 で 【最優秀新人女優賞】に輝いた伊東 蒼(あおい)ちゃんです。

撮影時は、9歳。 今年9月で12歳になります。
ピンクの可愛いワンピースで姿をみせてくれます。
ほんとに小っちゃくて。 クラスでも前の方なのでは。

「ありがとうございます。 私は 『湯を沸かすほどの熱い愛』 が大好きです。 この映画で賞をもらえたのがうれしいです。監督さん、共演者やスタッフの皆さんのおかげです。本日は、ありがとうございました」
泣きそうになりながらも何とかこらえて、最後までちゃんと言えました。
うん、うん。
” よく言えたね ” と心の中で2度、3度大きく頷いたのでした(笑)。


【新進監督グランプリ】 は、「ケンとカズ」 の小路紘史監督に。

『おおさかシネマ・フェスティバル』 でも受賞された監督です。
「ありがとうございます。 とても小さいところから始まった映画ですが、ほんとに大きな協力を貰えて、ここに立てています。 主演の2人と一緒に受賞できたのが、何より嬉しいです。 粋な計らいをありがとうございます」


【最優秀新進男優賞】 の1人目は、「ケンとカズ」 の毎熊克哉さん。

彼も 『おおさかシネマ・フェスティバル』 で受賞されました。
「はじめまして。 ありがとうございます。 昨夜の電気館での上映に来て下さったお客様、ありがとうございます。 自主映画なので、まさかこんな風に受賞するなんて思ってもいませんでした。 3人揃って来れたのが、本当に嬉しいです。 また別の形で帰ってこれるよう頑張ります」


【最優秀新進男優賞】 のもう1人は、「ケンとカズ」 のカトウシンスケさん。

『おおさかシネマ・フェスティバル』 にはおいでにならなかった方。
「ありがとうございます。 2人が喋ってくれたので、もうあまり言うこともないのですが・・・・。 関わってくれた皆様のお陰です。 個人で貰う賞は、今回が初めてになります」(拍手)  
多くの人の名前を次々挙げていき、謝意を述べた後、真面目すぎたのを照れたのか急に口調を変え、
「最後に恥ずかしいこと言いますけど、ここに母親が来てるんです(拍手)。 いつもありがとう」

 
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