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2017年03月30日01:30

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オーバルのインナーギヤの効果は!

■ オーバルのインナーギヤの効果は!

アブソリュートブラックの4アームのデュラエースに対応するPCD 110mmのチェーンリング34Tを手に入れて、交換したばかりの167、5mmの9000系デュラエースクランクに取り付けました。

デュラエースのアウターチェーンリングはかなりの厚みがある中空構造で、インナーチェーンリング側からアルミ合金製のT30トルクスレンチで締めるボルトで固定されています。かなり強く締められています。

長い方の柄を持って緩めると金属か樹脂が焦げる臭いがしまいた。4本のボルトを外して、アウターチェーンリングを外し、インナーチェーンリングを外し、アブソリュートブラックの34Tをセットしました。ギヤに出っ張りがあり、クランクの位置が決められています。

アウターチェーンリングも位置が決まっていて、穴の位置を合わせてロックタイトの青の固定力の弱いのをネジ穴やボルトのネジに塗ってから、ボルトをねじ込みます。空気に触れない状態でネジロック剤が固まり、ネジの緩みを防止します。

楕円のチェーンリングの具合は、デュラエースの真円ギヤと比較すると、確かに楕円ギヤになっているけど、それほど歯先の高さの差はそれほど大きくなくて、これで実際にペダリングして踏み味に差があるのか分かりませんでした。

クランクが上死点を過ぎて、歯先は高くなり始めて踏み味は重くなり、3時の位置まで踏み込んだら、歯先の山は低くなり始めてクランクの踏み味は軽くなる設計です。踏めるとこは踏んで、力の入りにくいところはスピードを落とさないでケイデンスを高く保つということですね。

クランクを踏み込み、パワーを発揮できるフェーズでは踏み味は重くなり、パワーのピークになる3時の位置を過ぎると軽くなる設計で、チェーンリングを止める穴の位置は1カ所で、チェーンリングのピークの位置とクランクの位置を自分好みに調整することはできません。

上死点を過ぎた2時の位置からのクランクの踏み始めの重さは感じませんでした。踏み味は重くもないし、クランクの動きも遅くなりません、踏み込むフェーズのペダリングは真円ギヤと差が無く普通でした。

クランクの位置が3時を過ぎたあたりから踏み味は軽くなるのですが、ここからがこのチェーンリングの楕円の効果を感じました。踏み味がスッと軽くなって下死点をクランクが通過して、上死点へ到達します。

上死点へ戻る時にスッと軽くなるので、器用な右足は引き上げる脚から踏み込む脚への切り替えの瞬間がスムーズにできましたが、不器用な左足は、踏み込みへの切り替えの動作にカクッという感じの空踏みみたいな瞬間が発生しました。

軽く脚が踏めて上死点をクランクが通過して、次に踏み込める瞬間が早くやって来る感じです。そんなに楕円ギヤへの違和感を感じること無く、踏み込める区間が真円ギヤより早くやってくる感じは悪くありません。

平地での走行では左足の空踏み感が気になりましたが、しばらく走ると踏み込むフェーズへの素早い移行へ対応できるようになりました。上り坂のペダリングで目標にしている、90回転から110回転のケイデンスもキープしやすいです。このまましばらく使ってみることにします。


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