バスター・ムーンが経営する劇場は、借金が重なり倒産寸前の状態。
そんな危機を乗り越えるためにバスターが思いついたのは、新人ミュージシャンを発掘するオーディション。
街の多くの人々が集まりオーディションが始まるが…。
制作は、「ミニオン」や「怪盗グルー」シリーズのイルミネーション。
動物キャラクターが活躍するミュージカルコメディアニメ作品です。
特筆すべきところは、「ミュージカル」だけあって登場する楽曲が多彩。
作品のオープニングを飾るのは、ビートルズのゴールデンスランバー。
古いところでは、スペンサー・デイビス・グループのギミ・サム・ラヴィン、ザ・コーデッツのロリポップ、フランク・シナトラのマイウェイなど。
'80年代では、ヴァン・ヘイレンのジャンプ、シンディ・ローパーのトゥルー・カラーズなどなど。
新しいところでは、(テレビCMで聞いたことがあるかもしれない)カーリー・レイ・ジェプセンのコールミー・メイビー、レディ・ガガのバッド・ロマンスなどなどなど。
そして、なぜか出てくる、きゃりー・ぱみゅぱみゅのニンジャリパンパン…w
(この曲が流れるシーンで登場するのは、お揃いのデザインで赤青黄…の色違いのコスチュームを着た5人の女の子。明らかに日本のアイドルですなw曲も、ももいろクローバーZにすれば良かったのに。)
個人的には、映画「ワイルドスピード7」のテーマ曲シー・ユー・アゲインが流れていたのがツボでした。
普段洋楽を聞かない人でも、「あ!、この曲は聞いたことがある」と興味をそそられるかも知れません。
作中でチラッと流れる曲のデイブ・ブルーベック・カルテットの「take five」とか。
ジャズに興味が無い人でも、あのメロディは聞いたことがあるはず…。
狸は吹き替え版で見ました。
全ての曲が日本語に翻訳されていませんが、洋楽が日本語の歌詞になっていることは、それほど気になりません。
ストーリーはシンプルで、登場する個性的なキャラクターは、見ていて観客が共感できると思います。
熱烈なロックファンの少女、ハリネズミのアッシュの声を演じていたのは長澤まさみ。
演出の良さもありますが、ノリノリで聴いてましたw
あがり症でたくさんの人の前に立つのが怖い、しかし音楽が好きな少女、象のミーナ。
作中でのセリフが低くボソボソつぶやいているようで、なんだか心配になってました。
声を演じていたのはMISIA。
声優じゃないから、まぁいい。
クライマックスのシーンで本領発揮していたところが素敵です!
面白かったw
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