mixiユーザー(id:12754304)

2017年03月22日20:32

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私と私以外のことについて

厚いカーテンの向こうで
もう日が昇りきってるのはわかってる
必死に子宮に戻ろうとする
ように
掛け布団の中に頭を押し込む
ここだけが安全だって思ってるから
周りの空気さえ怖い


自分で自分が生活するぶんすらお金を稼げない自分は
ずっと、延命治療をされている
きっと延命治療の多くは家族の「希望」だったり、「思い出」で投資されている
本人は安楽死を希望していても


生まれつき頭がおかしいのが妹じゃなくて
私でよかった
それだけが救い
それだけが私の存在を肯定できる要素

身代わりとして祀られた
日本中至る所にある多くのオブジェクトを思いながら
私も彼らのようになりたいと
思いを馳せる

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