mixiユーザー(id:12593070)

2017年03月17日03:34

377 view

タイムのリプレースブラケットのネジの問題解消!

■ タイムのリプレースブラケットのネジの問題解消!

タイムのフレームのリヤエンドに取り付けられているリプレースタイプのリヤエンドのブラケットは、旧モデルは2本のプラスネジで固定されています。この2本の純正品のプラスネジが曲者です。

フレーム側のエンドはアルミ合金製でM3 のネジが切られています。このネジ穴がわずかにプラス目のネジの目立てで、かなり緩い感じです。ネジをしっかり固定するにはネジロック剤が必要です。

リプレースタイプのブラケットもアルミ合金製で、フレームのリヤエンドの内側に取り付けるタイプで、2つのネジ穴はバカ穴で、内側には皿ネジのヘッドが収まるようにテーパー状になっています。

2本の小さなボルトで止められているので、この2本のネジが緩むと、ブラケットがぐらぐらになって、リヤ変速機も動いてしまい、インデックス変速の同調不良になったり、プーリーケージが後輪スポークと接触して巻き込み事故を起こす可能性もあります。

2本のボルトが緩むのを恐れて、ロックタイトのブルーのネジロック剤を塗って組み上げます。固定力の弱い、ネジを緩めることを前提にしたネジロック剤です。赤い固定力の強いものを使うと、ネジを緩めるのが大変です。

しかも問題がもう1つあります。タイムの純正品の補修パーツのブラケットに付いてくる純正品の2本のボルトです。このネジはプラスネジですが、どういう分けか十字の溝が浅くて、どのプラスドライバーの先端でも奥まで差し込めずスリップしてしまうのです。

プラスドライバーには色々な先端形状があるので、色々試してみましたがどれもフィットしませんでした。締め込む時も、緩める時も、プラスのネジ穴の角をなめてしまって、力を入れて押し込みながら回しても崩れてしまい、しっかり締め込めたかも不安だし、エンドトラブルの時に緩められるかも不安です。

ということでしっかりしたネジを探して交換することにしました。ホームセンターでM3の8mmのプラスネジを見つけました。プラスネジは深く、しっかりプラスドライバーの先端が収まり、力を伝えることができました。50本入りのパックを買って予備のネジとしてストックしました。

とりあえず常時使っている4台のタイムのリプレースのブラケットを固定いている純正品のネジを交換することにしました。全てバイクを組み上げる前に分解して青いネジロック剤を塗って組み上げているので、ネジの穴をなめてしまって緩まないものもありました。

プラスドライバーの先端の差し込みが浅いので、摩擦抵抗を増すペースト状の薬剤を塗ってもスリップするばかりで緩みません、そこで、ホームセンターでネジのレスキュー工具を手に入れて使ってみました。

レスキュー工具は、緩む方向に引っかかる、逆向きの刃の付いている、六角断面のたがねのような先端の工具を、崩れた十字の溝へハンマーで打ち込んで、ネジ穴に引っかかりを作り、食い込んだ六角のたがねにインパクトレンチをセットしてからハンマーでたたき、ネジが緩む半時計方向へ力を加えます。

ネジロックで抵抗が大きくなっている、ブラケットを固定していたボルトが緩みました。プラスドライバーを差し込んで抜き取ることができました。全てのタイムは新しいネジに交換できました。これでブラケットの固定をしっかりできるし、交換もスムーズに行えます。




2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する