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2017年03月06日21:22

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シマノのデュラエースの11〜30Tのスプロケット!

■ シマノのデュラエースの11〜30Tのスプロケット!

新型のシマノのデュラエースのDi 2もメカニカルも、11段フリー対応で、トップギヤ11Tから30Tのローギヤのワイドレシオに対応するメカニズムです。ヨーロッパのプロロードレーサーも使うようになっています。

もちろんプロレーサーは50×34Tなんてチェーンホイールはのぼりセクションのコースでも組み合わせていませんよ。スタンダードが53×39T、普通はそれ以上に大きいギヤを使っています。

集団の平地でのスピードは時速40km以上だし、チェイスする集団のスピードは時速60kmくらいになるから、それに対応できる56Tや54Tのアウターギヤに、インナーギヤは40Tとか44Tのチェーンリングを採用しています。

内側5枚がチタン合金製のスプロケットで、内側3枚がアルミ合金製のスパイダーアーム止め、次の2枚がカーボンチップ補強の樹脂製スパイダーアーム止めです。そこから4枚はすチール製のスプロケットで、歯と歯の間にはアルミ合金製のスペーサーが入っています。

トップギヤとセカンドギヤは鍛造で、スプロケットとスペーサーが一体成型されています。フリーボディはシマノの11段スプロケット対応のモデルで、10段ボディとほんの少しボディの寸法が長くなっています。

シマノの完組みホイールのハブのフリーボディも、シマノのハブ単体売りのモデルでも、フリーボディをカンパニョーロボディへの交換はできません。その他のメーカーの完組みホイールの場合は、シマノボディとカンパニョーロボディの交換が可能なモデルもあります。

カンパニョーロのホイールの場合は、フリーボディの交換が可能です。シマノ11段ボディの白い軽量モデルが用意されています。フルクラムのホイールにも対応しているはずです。

そのシマノの11段対応のフリーボディに、シマノのデュラエースの11〜30Tのスプロケットを取り付けました。シマノは1カ所フリーボディのスプライン(溝)とスプロケットのスパイダーアームの穴や、スチールのスプロケットの溝に1カ所広い部分があって、それを合わせてセットします。

これでチェーンの移動をスムーズにして変速性能を高めるための、コンピュータ設計されたスプロケットの歯先形状が、フリーボディにスプロケットをセットするだけで、ぴったりその通りに再現されてスプロケットを固定できるようになっています。

そこでスプロケットの一番最後にフリーボディへ取り付けるトップギヤですが、フリーボディの溝に、トップギヤについている溝をぴったり合わせる必要があります。幅の広い部分を幅の広いみぞへ慎重に収めます。ぴったり収まっていることを確認してからアルミ合金製のロックリングを締め込みます。

このロックシングは工具を当てて、フリーボディへの締め始めは手で慎重にねじ込みます。ねじ山が細かいのでずれるとネジ山を傷めてしまうので、慎重にねじ込んで確実にねじ山がかんだのを確認してからロックリングを工具でしま込んで固定します。

トップギヤの溝がしっかりフリーボディの溝に収まっていること、慎重にロックリングを手で締め込んでから、ロックリング工具と30cmのスパナでしっかり締め込みましょう。確か40ニュートンくらいの強さだと思います。ロックリングは緩むこともあるので、時々工具を当てて確認しましょう。


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