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2017年03月02日11:21

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ニュートラルであることの大切さ!

■ ニュートラルであることの大切さ!

母が唯一雑誌を購読していたのが暮らしの手帳という本でした。まだ小学生でしたけど、この本を見ると、いっぱい同じような製品が紹介されていて、市販価格、その他色々な調査項目があって、いいところ、悪いところ、製品の評価がはっきり書かれていました。

製品テストは1回とか使った短期のインプレッションではなく、必要なら1ヶ月とか使ってみて、経年変化しないかなど、手間がかかっていることが分かりました。この本の内容に子供ながら不思議な感じを受けました。

アイロン、テレビ、洗濯機、洗剤、石鹸、家電品からキッチン用品まで製品テストしてはっきり評価が書かれていました。なんで不思議な感じがしたのかと言えば、小説でもないのに、雑誌に広告が1つも入っていませんでした。

日本にも暮らしの手帳があるように、コンシューマーレポートがアメリカにはあります。暮らしの手帳でクルマの評価はしていなかったと思いますが、クルマ大国のアメリカには、そのニーズがあるわけで、アメリカで販売されているクルマをジャンル別で、評価のランキングと、評価のポイントが発表されます。

クルマの消費行動に影響があるという、クルマの燃費、静粛性、衝突安全性、自動ブレーキ、自動操縦装置などのテストを実際に行った数値も含めて、テイストも含めた評価が発表されて、10部門中の6部門で日本車が最高評価を受けています。日米いずれもメディアはスポンサー広告無しのニュートラルな姿勢を貫いています。

つまり、何の縛りも無い会社とテストスタッフが、製品を普通に購入して、ありとあらゆる試験や評価をして、その評価の情報をお金を出して買ってくれる読者、つまり製品選びをする人自身がスポンサーなのです。ニュートラルな立場で書かれたレポートだからこそ信用できるという、原則が貫かれています。

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