脱出

大人にとっては他愛ない嘘が子供にとっては最も重要な事柄になる事で嘘をつき、連発させる事で人の注意を引こうとする、恐らく今で言う家庭不全のひとつの症状を持つ子がいじめられ始める。

そんな子を庇おうとする正義感の極めて強い子が独りで庇う。
すると対象はその正義感の極めて強い子になり、元々いじめられていた子まで一緒になって正義感の極めて強い子をいじめ出す。

この正義感の極めて強い子は、言葉にして自分を正当化させようとする事も自分の中で罪悪感や弱さに繋がってしまい、人を傷つける事が全く出来ない弱さ(優しさ)も同時に持っているので、教師にも親兄弟にも自分がいじめられている事をおくびにも見せない。

世の中のこんな子のどれだけかは乗り越えて行ける。

最悪、こんな子のどれだけかは自分では乗り越えて行けない事を悟ると、乗り越えられない自分の弱さと相手を憎んでも憎みきれない正義感と親兄弟に迷惑を掛けたくない精一杯の思いやりと、まだまだ言い切れない理由や動機が絡み合い脱出出来ずに自殺に至る事がある。
自分の所為だと思って。

もし、そう言う正義感の極めて強い子が居たら、悪になれ。
その時乗り越えて生きて行けるとあとあと知る事になるんだが、本当にこんな奴助ける必要があるんだろうか、そんな連中ばかりだ。
自殺したところで「あいつ死んじゃってんの」と鼻で笑う連中だって居る。
こんな連中からは嫌われた方が良い。

そんな連中、出来るならボコボコにして、ろくに気づきもしない学校も辞めて、大変な事態に頼りにならない親兄弟もさっさと捨てて、独りで生きて行け。
たった独りでいじめられっ子を庇う事が出来る人間なら大抵の事は出来る。
それでも親兄弟が大事ならあとで帰ってくればいい。
とりあえずはそこから脱出だ。

いじめ「被害者も悪い」答えも
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4403094