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2017年01月10日00:35

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白馬岳登山録−3

2日目 2016年8月12日(金)

朝は4時45分。天気は快晴。
本日は白馬大池山荘経由で白馬岳に登頂、白馬山荘まではマストとして、可能であれば天狗山荘を目指すこととする。天狗山荘まで行ければ、明日、唐松岳を通過して下山できる。
栂池山荘を出てからしばらくは、急登が続く。徐々に夜が明ける。もともと1,830mから出ているせいだろうか。視界は悪くない。1時間ほど登って平坦地に至ったところが天狗原である。

天狗原は高層湿原で、木道が整備されて歩きやすくなっている。快調に飛ばすが、すぐに乗鞍岳の急登にあたる。ここは一気の登りで、結構キツい所である。ただし、すぐに背後の視界だけは開ける。箱庭のように見える天狗原が美しく、これを励みに急登を登りきり、露岩混じりのハイマツ帯に出たところが乗鞍岳の頂稜。大きなケルンを通過し、前方に青く澄んだ白馬大池が見えてくるが、白馬大池山荘までは意外と時間がかかった。雪倉岳と高山湖の爽やかな景色を見ながらじっくりと歩く。

栂池山荘から白馬岳頂上までの標高差は1,100mであるが、白馬大池山荘は丁度中間といったあたりの所である。ここからは比較的緩やかな登りが続く。
白馬大池山荘を出ると、雷鳥坂と呼ばれる斜面を登る。船腰の頭までやってくると、いよいよ後立山連峰が望める。遮るもののない好展望が広がっている。また、時期は過ぎている感がやはり否めないが、稜線上には素晴らしいお花畑が随所に見られる。
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