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2017年01月09日08:57

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行と段の違い

毎年1月2日に地元のANAクラウンプラザホテルで高校同級生の集まりがある。恩師の先生も数名参加される。

今年現代国語のK先生から、

最近手にした本のことでお話するが,いい本だなぁと読んでいても,行と段を理解していない作家がいる,これは辞書をひかなくなった世代かもしれない,辞書をもっと活用するべき。

というお話があった。私も行と段の違いを知らなかったので、自宅に帰ってさっそくネットで調べてみた。

正解は以下のようである。ご参考までに諸兄にも共有する。

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行と段の違いは横か縦かに延びる文章の流れか、文章のまとまりかである。

行とは横か縦かにまっすぐ延びる文章の流れを指す。縦書きか横書きで異なるが、まっすぐとした文章である。行を変える際は改行を行う。上下の間隔も常に一定であり整列された文章である。例えば江戸時代の三下り半は3行半にわたる文章を意味し、離縁状を示す言葉である。このように行数によって造語がみられる。

段とは行の頭の部分を一文字分落とした物を指す。全ての行で落とすのではなく、ある内容の区切りごとに一つ落とし、全体の文章がいくつの段落で区切られているかが判明する。段は内容の区切りのため、その枠内において重要なキーワードが存在する。段は読み手が読みやすいように工夫されたデザインである。
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