ロシアのサイバー攻撃の詳細をアメリカ政府が公表

先ほど出たCNNのツイート情報によれば、アメリカ合衆国国家情報長官室が、オバマ大統領の正式な許可を得て極秘扱を解除されたロシアのアメリカ大統領選挙に干渉するサイバー攻撃の詳細を公表しました。簡単に要点だけ紹介します。

それによるとこのサイバー作戦は、プーチン大統領がヒラリー・クリントンを標的にして、トランプ候補を有利に導く為に仕掛けるよう命令したものである。

このサイバー作戦はクリントン選挙参謀のジョン・ポデスタ氏を筆頭に民主党関係者のパソコンをハッキングし、その情報をウイキリークスなどの第三者を通じて拡散させたもので、アメリカ主導の自由と民主主義の世界秩序を崩す目的でロシアが長年努力してきた作戦の集大成である。

ロシアの最終目標は、アメリカ合衆国政治の民主主義的プロセスに対する国民の信頼をゆるがすことであり、今回の大統領選挙でヒラリー・クリントン候補に照準を定め、彼女の当選の可能性を害すべくサイバー攻撃を仕掛けたものである。それは同時にプーチン大統領とロシア政府が明らかにトランプ候補を有利に導く意図があったものと考えられる。

（この結論に達したプロセス詳細も公表されていますが、技術的な内容が多く、素人が翻訳するのは遠慮しておきます。）