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2016年12月27日06:37

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新解 法師功徳品第十九−3(P506)

 さて、眼にはどんな功徳を受けるかといいますと、まず「父母所生の清浄の肉眼をもって、三千大千世界の内外の所有(あらゆる)る山・林・河・海をみること、下阿鼻地獄に至り、上有頂天に至らん。亦其の中の一切衆生を見、及び業の因縁・果報の生処悉く見、悉く知らん」とあります。
すなわち、父母から与えられた肉眼ですらも、信仰が進めば迷いの雲のない清らかな眼になりますから、下は地獄のどん底から、上は最高の天界まで、とにかくこの三界のあらゆるものの真相がはっきりわかるようになるというのです。そして、その中に住んでいるあらゆる生のあるものの生態を手にとるように見ることができるばかりでなく、その中で生じたり滅したりするすべてのものごとの原因から結果まで、ことごとく知ることができるというのです。
 この偈の最後に「未だ天眼を得ずと雖も」とあります。まえの長行にあった「肉眼をもって」を裏からいったのであって、すなわち天上界の人のようにありとあらゆるものの真相を見分ける眼をそなえていなくても、人間世界にいながらそれができるようになるというわけです。
 なぜそれができるかといいますと、まえにも述べたように、眼に迷いの雲がかかってないからです。もっとわかりやすくいえば、心が澄みきって「我」がないために、先入観とか主観とかによって真相がゆがんで目に映るということがないからです。また、つねに心が平静で、あらあらしい感情の波が立っていないために、ものごとの正しい像が目に映るのです。


今日で会社は終わりで、正月休みに入ります。
明日は、墓参りの予定です。
今日は午前中仕事で、昼から大掃除、
ちょっと早めの16時くらいに終わる予定です。
ってな感じの
火曜日です。
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