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2016年12月14日17:10

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真夏の海洋バカンス

のシナリオをこの時期にやっていくチャレンジ。

艦これのイベントも実に1年半ぶりに甲勲章取れたしね!(4面は乙だったけど)

昼戦カスダメ45+最下段プリンツの400+375の夜戦連撃でラスダン突破S(ボスHP800だからね)からの
「ふぇっ、私がラッキーガールですって!?」には拍手を送った。そう、お前がラッキーガールだ。


土曜日はボドゲ。
日曜日はBoA3、私GM。海の底には、絵にも描けない過去の怨嗟の巻。


ボドゲは、
ラブレター、A la carte、4人の容疑者〜湯けむりに消えた謎、Safranito。
今のメンツだと器用度物はそこそこ勝てる私(交渉物はお察し)。お料理ゲーは器用度を使うもの多いですね。
小鬢を振って「指定され数だけ」調味料トークンをフライパンの上に転がすとか(できるメシはミズタマリ+コーヒー豆とか血まみれパスタとか丸ごとの魚とポテチ(フィッシュアンドチップス)とかだけど)、
チップを盤面に投げて特定の範囲内に落として(滑らせて)役を作るとか……。
いや、
とりわけサフラニートは他人のコインをはじき出せるシステムが怨嗟を生んでつぶし合っている人々の中浮かんでこれただけか。


容疑者あてゲーは、高度なジジ抜きというか
「人、時間、場所」がある種のスートと番号として割り当てられたカードを「一枚だけ参加者に見えないように」抜き、
残りを参加者に配って、ルールにのっとった質問でもって「どのカードがなくなったのか(≒アリバイのない時間帯のカードがあるキャラクターは誰か)」を推測していくゲームdなのですが
7割確実、2割推論で埋まったところでグイグイ答えてみて間違って私一人脱落したのち
「みんなすごいなあ全然わかんない俺(初回なので推論の立て方が皆手探り)」といっていた一人を除いて全員間違ってゲーム脱落
分かんなかった人だけが勝者とかいう
事件なんてなかったみたいな平和な世界が展開されて面白かった。
次はあてるぞくそう。

ラブレターは王様を天和して即死する人がいつもより多かったり
3女のゲーム終了と2女のゲーム復帰コンボがバグを起こしそうだったこと以外いつも通り。






日曜は人数少なめであったので、
陸の人間・海の人間で対比構造作って小さくまとめられる話を
どこかでしておきたかったので
季節感はカケラもないですが
真夏の海辺バカンスのお話。
ざくざくアクターズ・ホテルドナウブルーの話と、らんだむダンジョン・ネレイドデスとクイーンズスタッフの話から。


人間側のPCは、
噂を聞いたこともない新装開店の海辺の超豪華ホテルから、プレオープンの招待状が届き、
手の込んだ手書きの(まあこの時代手書き以外ないけど、イラストとか満載の)招待状に興味を持ってバカンスに出かけます。
出迎える支配人は、明るく朗らかな美少女なのですが、サービスや行動の端々に「陸の人間の常識を持てていない」感じがします。

河人側のPCは、
とある騎士家が大事にしていた、河人にかかわりのありそうな杖が、
持ち主である大伯父が山賊に襲われて亡くなってしまい、奪われたらしいので取り返す仕事に行き、
その杖が起こす大規模な災害を目の当たりにします(毎日魔力制御しないと海水を吹き出し続けるので周りが水没するしおさまっても塩害が残る)。


というわけで、
バカンス描写を受ける側と、杖の災害から裏側を調べていく側に二極化されています。


バカンスPCは
案内看板に従って海辺を進むと、釣り人用の掘っ立て小屋があり、笑顔の支配人にコメントに困るくらい普通のシーフードパスタを出され、
誇大気味の別メニューの何を頼んでも広告詐欺を感じ(超豪華イセエビの丸ごとフライ→来たのは小エビ炒め。銀貨50枚くらいのぼったくりなど)、
「物は試し」で来たという精神をいつまで保てるかを自分に試しながら、
「ここはまだツアーの集合地点で、ホテルはまだ先」という言葉にすがって馬車に乗り、
そのまま岬の突端から海にダイブさせられるという楽しい旅行(心中体験)を3シーンかけてじっくり行われて夏を満喫。
この辺の反応は良かったなあ



その間、
河人PCは
件の杖の出どころを依頼者に聞き、
「人間がこの地方に入植したころ、海での暮らしを手に入れるため近海を支配していた海魔の女王を倒した際の戦利品」だとわかるのですが、
あしらわれている宝飾は「闇に染まった”河”人のウロコ」だと確信でき、
またこの杖を短時間なりと制御するのに「河人の魔法」が有用であることを理解して、
他人事ではないとその伝説の正体を洗っていきます。
依頼人は、もともとは海辺に住んでいた一族であったこと。
今でもその海域には、人を海に誘って食べる海魔スキュラが出るという話があること。
そのあたりに新設されたというホテルから、依頼人にプレオープンの招待状が届いていること……。



海没したバカンスPCは
魔法の力で水中呼吸ができ、
「水に触れているのに濡れない状態(泡で包まれているとかでなく、いうなれば”水中にいるのにBS水中状態がつかない”状態)」になっているのに気づき、
支配人が陸の人でないもの、河人であることが明かされます。
そのまま、太陽の光が乱反射する、遠浅の海中を、馬車や徒歩で観光。
色とりどりの魚がサンゴの間を行きかう幻想的な風景を堪能した後、
海中から水上まで屹立する、大きな真珠やサンゴでおおわれた、きらびやかな塔というか建物に到着し、
そこが、今夜泊まるホテルであると言われて、
360度オーシャンビューの、絵にも描けない(逆に書けそう)一泊を体験するのです。
そこで、支配人が、河口付近の河人の氏族であったのだけれど、最近の海辺の災害で集落を失ってしまったこと、
誇り高く強い河人である皆最後まで雄々しく戦ったこと、自分もただ嘆くのでなく、陸の人と戦線を共にしていれば集落の壊滅がなかったかもしれないこと、陸の人とともに暮らす一歩として、水中種族の自分にしかできない、水中の良さをまず陸の人と分かち合う仕事をしようと思って、この(謎の)塔を使おうと思ったこと、などを吐露されます。



その間、調査側の河人PCがその後上げる情報は、
海には確かに魔物ばかりだが、知恵ある河人が、海から河へ闇と魔が進出してこないよう、河口から少し離れた海域に砦を作った氏族がいたこと、
自分自身も闇と頻繁に触れて変異の苦を味わい、徐々に河人と呼びかねるネレイド……「海人」と名乗るようになりながら、
それでも海からの闇を通さず戦ったその氏族が、
当時進出してきていた海賊系陸生人間(バイキング的な)に海魔の一種と見とがめられ、数々の宝物を目的に攻め滅ぼされていたこと、
依頼人の家系は、
海でおぼれていたところを助けられたが、それを”襲われていた”という(戦争を始めるための)言いがかりに使われ、戦線に参加して、その女王を殺すのでなく”封印”するにとどめて、その呪いを一手に引き受け、今もその恨みの宿った杖を人知れず鎮め続けている、家を継いだ当主にだけ秘された恥の伝説だというような話。


バカンス先の夜、
バカンスPCは、ホテルの支配人室で、大きな真珠に「女王陛下」と語りかける支配人の姿を見ます。
昼に会った快活な彼女ではないかのような態度と、確かに真珠側からも聞こえていた「私の復活のために励め」という言葉。
布団で隠そうとするのだけれど、確かに腰から下を覆う布の下には、河人の尾でも人の足でもない、八本のウネウネうごく何か…
それを見とがめられても、しかし、支配人はPCに襲い掛かるでもなく、PCも強い詮索はせずに、その場は流れた形になりましたが……
昼の彼女と夜の彼女は、どうやら別人のように感じられます。
…種を明かせば、「500年前に倒れたネレイドの怨霊」に取りつかれているのですが…


バカンスと大まかな調査の終了後、
二人のPCは合流して、「人の赴かない海底に封印された、人に滅ぼされたネレイドの女王の復活」が計画されているのだろうという話にまとまります。
人に復讐しようとしているのかそうでないのかを見極めかねるものの、
「怨霊」が思いのほか真摯であったり殴りかかってこないこと、
いずれ人の側の罪を謝罪したいという依頼人の意思と、一方的に封じられている哀れ、
死したのちにまで臣民を縛り、自分のためにこき使っているように見える女王の傲慢さなどから、
「とにかく一度封印を解く、話はそれから」ということで意見の合致を見、
わずかな追加調査の後、
河人の依頼人を伴って女王の封印を解きに行きます。


依頼人のわずかな出血をもって、海中に沈む「人魚のような姿の」女王の胸を貫く魔剣は引き抜かれ、
途端に耳まで裂けた口で、女王は依頼人に食い掛るところを、女王の傲慢に怒るPCにぶん殴られる所から会話スタート。

「一族が滅ぼされた無念」というのは、
誰がどのように感じるべきか、ということなのですが、
つまり、「誰ならば許すことができるか」ということなのですが、

これ実のところ女王は「封印されただけで生きている」状態で、
”恨み”の権化としてはむしろ怨霊化した臣民の方で、ほとんど集合例と化して支配人さんに取りついています。
しかし、メインの人格である闇支配人さんは、実は「当時、依頼人の先祖を助けて」「それから隠れて逢引する仲にさえなり」「そのせいで人間に自分たちを攻撃させる口実を与えてしまった」人。
恨むばかりでいていい側でもない。

この恨みは、今人格がある者たちの間では、とっくに「やり場のない」ものになっており、
何をおいても果たすものというのではなく、
「けじめをつける」ことだけが大切なものになっています。
そうしないと、しこりを残したまま、複雑な思いのまま前に進むことになる。

だから、
ただ女王が「じゃあ不問ね」といったって怨霊は納得できないし、
恨みのまま人と敵対したいなんて怨霊の主人格でさえ思っていないし、
「恨みには思っていますが、これだけの謝罪をしてくれましたから、もう水に流します」という形状を作ること自体が大事なのですが、

陸人とか河人とかというより「強い王」にこだわりのあるPCとちょっと意識の行き違いがあり、
「臣民すべてをそのカリスマで支配できているちゃんとした”王”なら”王が許したから他も許す”に出来て当然だろう!」
「臣民は臣民で勝手に王の気持ちを思いやるな!」
という「王と臣民の隔絶された理想像」が確立された状態を説かれまして

あっそれ
彼らを滅ぼした陸の人(本人たちではないとはいえ)が言っちゃいかんのよ……


怨霊が自制を失って暴走ボス戦。
じょ、女王は子芝居の末に、話がうまくまとまるようなら宝杖だけ「怪物化」させて協力して鎮めようとか
どうしてもうまくいかんなら、邪悪を背負って闇の宝物と化した杖ごとPCに引導渡してもらおうかなとか
そんな感じのこと思っておったのだがな、
ううん、ま、まあ確かに王の考えとしてはあんまり小賢しかったかな。
こうなってまで女王を起こそうとしてくれた臣民を殴りたくはなかったのだが
まあ「闇の怪物」になっている彼らを、心苦しかろうが統治者として罰する必要はあると言えばあるのか。
その機会を与えてくれた宿命と「陸の人」には感謝すべきかな。

触手とかした怨霊というか「怨念部分」を支配人から切り離し、
「闇の鎖」にとらわれて転生できなかった闇支配人さんを救ってEND。
原作通りならしばらく取りついたままになるだろうけど。
特殊因果律の「老尼僧の霊」みたいになるのだろうか。


しかしバカンスPCは
劇場からプラネタリウムから海のホテルから
順調に観光大臣の道をひた走っている。
本人は戦争バカという限りだというのに。
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