mixiユーザー(id:3097688)

2016年12月08日02:09

118 view

「チューニング・までの」全日程終了しました

写真は舞台上での集合写真

御来場下さったお客様と全ての共演者と全てのスタッフさんに感謝exclamation ×2

チケットの売上枚数、小屋入りまでは厳しい数字と思われた回も
蓋を開ければ、完売続きで嬉しい悲鳴となった今回の舞台。
「N・A・S・H プロジェクト」、中々やるじゃないか。
特に3部作うちの「モノ好きおんな」は好評だった。
人間でなく、モノを愛するおんなたちの奇妙な物語が実はとても共感を得た。
脚本そのものが高評価だった。
私は周囲のテンポの速いセリフ回しに影響されないよう、ひたすらマイペースで喋った。
私の演じた母親役は天然ボケの可愛い人。
自分自身とは相反する性格なのだが、この役を演じるのは楽しかった。
ほとんどのセリフにボケ要素が含まれているので、落とすことなく確実に笑いを取るのが私の仕事と肝に命じて、さりげなくストンストンとセリフを置いていく作業の連続。
そして目線、リアクションも確実に。
面白いほど客席から手応えがあった。
ちょっと目線を振るだけで客席が笑いに包まれた。
お客さんは、天然ながらも、唯一普通の人間と思える母親の一挙手一投足を観察していた。
不思議の国に迷い込んだアリス、それが母親の役回りだと認識した。
私はアリスのように若くも可愛くもないけれどわーい(嬉しい顔)
普通の人の反応に共感を得たのだろう。
何しろ濃いキャラ揃いキャラクター設定、私のキャラも薄いわけじゃないが、とりあえず「モノ好きおんな」の不思議世界では、一般人なのだから。
そんなことは幕が開くまで実感してなかったが、あれだけ母の挙動に反応があれば、いやでも本番で感じた。
そうなると役者心がうずかないわけがない。
けれどやりすぎたり下手に狙ったりしてはダメだ。
それは経験上わかっている。
抑えて抑えて、できるだけさりげなく。
結果、ウケたウケた。
今だけは自画自賛させてくれたまえあっかんべー

大変貴重な経験をさせてくれた「N・A・S・H プロジェクト」に感謝。

幾つになっても人は学ぶことが出来るのだと実感。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年12月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031