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2016年12月04日00:53

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【第38回ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン&個人賞】 発表(補足版)

 
今年のベストテンと各賞の受賞結果について、改めて見ていきましょう。

≪ ベストテン ≫
第 1 位  「この世界の片隅に」 (片渕須直 監督)
第 2 位  「湯を沸かすほどの熱い愛」 (中野量太 監督)
第 3 位  「ディストラクション・ベイビーズ」 (真利子哲也 監督)
第 4 位  「シン・ゴジラ」 (庵野秀明 監督)
第 5 位  「永い言い訳」 (西川美和 監督)
第 6 位  「淵に立つ」 (深田晃司 監督)
第 7 位  「怒り」 (李相日 監督)
第 8 位  「聖の青春」 (森義隆 監督)
第 9 位  「葛城事件」 (赤堀雅秋 監督)
第10位  「君の名は。」 (新海誠 監督)
次  点  「リッブヴァンウィンクルの花嫁」 (岩井俊二 監督)

≪ 個 人 賞 ≫
■作品賞: 「この世界の片隅に」 片渕須直 監督作品
■監督賞: 中野量太 「湯を沸かすほどの熱い愛」
■森田芳光メモリアル新人監督賞: 真利子哲也 「ディストラクション・ベイビーズ」
                       杉山泰一 「の・ようなもの のようなもの」
■脚本賞: 中野量太 「湯を沸かすほどの熱い愛」
■撮影賞: 佐々木靖之 「ディストラクション・ベイビーズ」

■主演男優賞: 三浦友和 「葛城事件」
           柳樂優弥 「ディストラクション・ベイビーズ」
■主演女優賞: 筒井真理子 「淵に立つ」
■助演男優賞: 菅田将暉 「ディストラクション・ベイビーズ」
■助演女優賞: 杉咲 花 「湯を沸かすほどの熱い愛」
■最優秀新人賞: 太賀 「淵に立つ」
            小松菜奈 「ディストラクション・ベイビーズ」
            村上虹郎 「ディストラクション・ベイビーズ」
■審査員特別賞: のん 「この世界の片隅に」 の作品世界を決定づけた声音の魅力を称えて
■特別大賞: 庵野秀明 「シン・ゴジラ」 において示したファンタジックにして日本社会のアクチュアリティを撃つ作劇術と驚きに敬意を表して

映画祭のアドレスはこちら
http://yokohama-eigasai.o.oo7.jp/

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「湯を沸かすほどの熱い愛」 については速報版でざっと触れましたが、この映画祭では、中野監督の前作 「チチを撮りに」(2013年)が第35回でベストテンの10位に選出されると共に新人監督賞と助演女優賞(渡辺真起子)を受賞しているので、今回も結構いい所までいくのでは、と期待していたのです。
宮沢りえさんが主演女優賞を逃したのは残念ですが、受賞したのが 「淵に立つ」 の筒井真理子さんであり、ヨコハマ映画祭らしい選出なので、まあ納得。
それに、【監督賞】 【脚本賞】 【助演女優賞】 の3冠に輝いたのですから、文句はありません。
迷うことなく表彰式への参加を決心できました(笑)。


◎ベストテンについて。

予想日記の【最有力】の10本に入れていたのは、「シン・ゴジラ」 「ディストラクション・ベイビーズ」 「淵に立つ」 「湯を沸かすほどの熱い愛」 「この世界の片隅に」 の5本。
【それに次ぐもの】の中には、「君の名は。」 「葛城事件」 「永い言い訳」 「怒り」 「リッブヴァンウィンクルの花嫁」(次点作品)の5本。

迷った末、候補から外したのが、「聖の青春」 でした。 本作の森義隆監督は第30回で新人監督賞(「ひゃくはち」)に選出されているので、【それに次ぐもの】ぐらいには入れておくべきだったかな、と少し後悔(笑)。
まあ今年は、例年以上に絞り込むのが難しかったため、これぐらい合っていれば御の字でしょう。


◎続いて、個人賞。

【森田芳光メモリアル新人監督賞】に選出された杉山泰一さんは、森田組の名助監督だった方。
2004年に湯布院映画祭で助監督特集をやった際には、ゲストとしておいで下さいました。
その杉山さんが、故・森田監督の商業映画デビュー作 「の・ようなもの」 の続編を十分なレベルで撮られたのです。 受賞は当然でしょう。
(予想日記では、候補に挙げるのをうっかり忘れていました。汗)

表彰式で楽しみなのは、何と言っても若手女優の登壇。
杉咲花ちゃんは、前回は新人賞に輝きましたから、2年連続での受賞になります。
今年2月に開催された表彰式に参加しましたが、その際は同時受賞が広瀬すずちゃんと藤野涼子ちゃん(マイ・ベストワン作品「ソロモンの偽証」に主演)であり、花ちゃんにはその2人ほど大きな拍手は送れていなかった気がします(謝)。 今回は、手が痛くなるぐらい叩きますので。

小松菜奈ちゃんは 「溺れるナイフ」 でも熱演していたし、予想日記にもしっかりと候補に挙げていました。
モデルとしても活躍しているので、舞台では映えるだろうなぁ。
どんなファッションで現れてくれるのか、も楽しみです。

能年玲奈から改名したのんちゃんも、登壇してくれますように。
どんな天然ぶりを発揮してくれるのでしょう。


いつものホテルは、とっくに予約済。
たぶん行くことになるだろうな、と期待して(笑)。
前日の2月4日(土)には大阪で用事があるので、そこから夕方に東京へ向かい定宿に泊まって、映画祭当日の5日(日)には、入場が開始される1時間半か2時間前ぐらいから列に並ぶつもりです(全席、自由席なため)。 体力的にはもっと前からでも大丈夫なのですが、真冬に野外で並ぶためトイレを我慢できるのがこれぐらいかな、と。

とにかく今年も、” さすがは、ヨコハマ映画祭!” と唸らされるだけでなく、” ありがとう、ヨコハマ映画祭!” と叫ばずにはいられない、嬉しい結果発表となりました。

あ・・・・。 そういえば、1月には、2年に一度の車検が控えているし、毎年の車の保険料の支払い月にもなっている。
頑張って、ヨコハマ行きの費用を捻出しなければ(汗)。

 

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